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もしかしたなら、「今さら」と言われるかもしれませんが、僕はなにぶんオジサンですので何卒許していただきたく思います。実は、僕はネットの画面を印刷をする際に「一部分だけを印刷」できるのは、「インターネットエクスプローラー(以下:IE )」だけだと思っていました。

画面全体を印刷するには特別な操作をする必要もなく、ただ「印刷」のボタンをクリックするだけでことは足ります。しかし、画面の一部だけの情報が必要なときに、そのほかの部分を印刷するのは無駄な行為です。それこそインク代も用紙代も無駄になります。ですので、画面の一部が必要なときはそれなりの操作をすることになります。

僕は毎月クレジット会社の支払い情報を印刷しているのですが、その際は必要な部分だけを印刷しています。僕はパソコンの利用歴は長いのですが、世の中にインターネットが登場しはじめたときから使っています。

僕がインターネットを利用するきっかけになったのは、妹の旦那さんに教えてもらったことです。僕の最初のパソコンはその旦那さんから譲り受けたもので、使わなくなった古いパソコンを持ってきてくれたのでした。その頃はインターネットもつながっておらず、単にワープロの代わりに使ったり、父の仕事の関係で今でいうエクセルのような表を作ったりするレベルの使い方だったように思います。

初めてインターネットを利用した日のことは鮮明に憶えています。すでに通信できる環境を整えていたのですが、それをどのように設定してよいかもわからない状況のときに妹の旦那さんが来訪しました。その方がある企業のホームページを開いたのですが、トップページを開くだけで30分以上かかったように記憶しています。結局、その旦那さんがいる間には全部が表示されず、「このままずっと待っていたら全部が表示されますから」と言って帰っていきました。今では信じられないようなお話です。

それから少しずつネット環境も進んでいき、僕も頻繁に使うようになったのですが、当時、パソコン関連に詳しくない人がネットを見るときは「インターネットエクスプローラー(以下:IE)を使うのが通例でした。インターネットが普及したきっかけは、なんといってもwindows95の発売です。このソフトが発売されて「一気に社会に広まった」と言っても過言ではありません。そのwindows95にプレインストールされていたのがIEです。なにしろ当時のシェアは90%を超えていたそうですから、その圧倒的な存在感が想像できると思います。

このようにして僕はIEを自然に使うようになっていったのですが、IEにはネットの画面の「選択した部分だけを印刷する」機能がついていました。冒頭に「クレジット会社の一部の画面を印刷」と書きましたが、その際はこの機能がとても役に立っていました。

ところが、IEを開発しているマイクロソフトがIEの更新を終了することになり、その後継ブラウザーとして「Microsoft Edge(以下:Edge )」を発表しました。そこで1~2年ほど前だったかと思いますが、僕は普段使うブラウザーを「IE」から「Edge」に変更しました。

ところが「Edge」はまだ開発途中だったからか、「選択した部分だけ印刷」の機能がありませんでした。そこで調べてみますと、「選択した部分だけ印刷」をしたいときは、わざわざIEブラウザーを開き、そこからクレジット会社のサイトを開き、IEについている「選択した部分だけ印刷」の機能を利用するように促していました。

そうしたことがありましたので、僕は仕方なく毎月そのように操作をしていたのですが、先々月、たまたまほかの要件で「Edge」を利用中にネットの画面を印刷する機会があり、そのときに偶然「Edge」にも「選択した部分だけ印刷」機能が追加されていることを知りました。その時点ではすでにほとんど「IE」を使うことはほとんどありませんでしたので、これはとてもうれしいことでした。やはり、「選択した部分だけ印刷」のためだけにわざわざ「IE」を開くのは手間がかかることでした。

僕のようにインターネットの黎明期から利用している人で、それほどパソコンといいますかIT関連に詳しくない人はほとんどが「IE」を利用していたはずです。IT関連に詳しい人は「Firefox」とか「Safari」、「Google Chrome」などを使っていたようです。「ようです」とあやふやな書き方をしたのは、僕が使ったことがないことと、ITに詳しい人を知らないからです。

現在、僕は通常は「Edge」を使い、google関連のサービスを利用するときに「Google Chrome」を使っています。どちらも起動時は「Yafoo」が表示されるのですが、新しいタブを開いたときの設定を変えています。この状況で新しいタブを開きますと、おそらくこのページはMicrosoftが作成したページだと思うのですが、そこには「Yafoo」とは異なるデザインでいろいろなニュースが並んで表示されています。僕は、そこに表示されるニュースに違和感を持っています。

なにが違和感かといいますと、まるでスポーツ新聞とか週刊誌の見出しのような刺激的、ときには過激的とさえいっていいような文章が並んでいることです。スポーツ新聞にも一流から三流くらいまで、なんと言いますか、ヒエラルキーと言いますか、言葉づかいが難しいですが、とにかくランクがあります。

三流新聞になりますと、エロっぽい記事が多かったり実際とはかけ離れた大げさな記事が堂々と書かれていることもあります。繁華街でいいますと、表通りから一本奥に入った暗がりのような道ですが、そうした場所で開いている店は危険がいっぱいです。つまりは、信用がおけないということですが、三流新聞に書かれている内容も信ぴょう性が薄い記事がほとんどなのが実態です。もちろんときには政治的な大スクープにつながることもありますが、そうしたことは稀でしかありません。

それに対して、一流のスポーツ新聞はきちんと取材をし裏をとって、事実を書くように努めています。その中間にあるのが二流新聞です。先ほど、「Edge」で新たなタブを開いたときのトップページに違和感を持つと書きましたが、まさにそこに表示されているニュース面は二流新聞と同程度、まかり間違うと三流新聞かと見まがうほど刺激的で好奇心に満ちた文章が並んでいるのです。

僕はパソコンもスマホもネットで設定しているトップページは「Yafoo」です。そのトップページにはニュースなどトピックが並んでいますが、基本的には信頼できる内容が並んでいます。大げさにいうなら、「Yafoo」のトピックはいろいろなメディアの集積所と言えなくもありません。そこには信頼性を感じることができます。

現在、自民党の総裁選が行われていますが、その報じ方はとても重要です。実は、メディアに対して「なかなか」と感激していることがありまして、それは自民党の総裁選を報じる分量には及びませんが、野党である立憲民主党の動向についても必ず報じていることです。これはもうすぐ衆議院選挙がありますが、自民党の総裁選を報じるということは、見方によっては、そのあとに控えている衆議院選挙に好影響を与えることにつながります。そうした不公平な影響にならないための配慮として立憲民主党の枝野さんの動向を伝えているのはとてもいいことだと思います。

いつも書いていますが、僕はどこの政党の支持者でもなく、いわゆる浮動票の一人ですが、政治は公開されるべきものと考えています。まかり間違っても、資料の公開を求められたとき黒塗りで提出されるようなことがあってはいけないと思っています。今の自民党はそうした点においてとても残念な状況です。国家の機密にかかわることなら仕方ありませんが、そうでないことはすべて情報公開されることが絶対に必要です。反対に言うなら、情報公開できないようなことをやる政党には「政権につく資格はない」とまで思っています。

自民党の方々はそうしたことを理解したうえで総裁を選んでほしい、と思っています。今のような「うそがまかり通る政治」が続かないことを切に願っている、今日この頃です。

じゃ、また。




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