<今年最後のコラムです>
結局江川投手は名球会に入る資格である200勝を果たせぬまま現役引退しましたが、「記録よりも記憶に残る選手」ということになります。江川投手は引退後、日本テレビの解説やスポーツ番組のMCなどを務めていましたが、口悪いマスコミからは密約などと報じられていました。引退後の生活を面倒みることまで含めて、入団を決めさせたという意味ですが、それが江川さんの世間に対するイメージ悪化につながった責任は、結局は球団ではなく江川さん自身が引き受けるしかありませんでした。 YouTubeで当時を振り返るチャンネルを見ていますと、当時の江川バッシングの激しさを語っていますが、そのきっかけは「疑惑の入団方法」にあります。