2021年12月一覧

NO IMAGE

<今年最後のコラムです>

結局江川投手は名球会に入る資格である200勝を果たせぬまま現役引退しましたが、「記録よりも記憶に残る選手」ということになります。江川投手は引退後、日本テレビの解説やスポーツ番組のMCなどを務めていましたが、口悪いマスコミからは密約などと報じられていました。引退後の生活を面倒みることまで含めて、入団を決めさせたという意味ですが、それが江川さんの世間に対するイメージ悪化につながった責任は、結局は球団ではなく江川さん自身が引き受けるしかありませんでした。 YouTubeで当時を振り返るチャンネルを見ていますと、当時の江川バッシングの激しさを語っていますが、そのきっかけは「疑惑の入団方法」にあります。

NO IMAGE

<おっちょこちょい>

僕が「孤独のグルメ」に今一つ魅力を感じなかったのにはあと一つ理由があります。それは原作と漫画の作者が違っていることでした。なんとなくですが、作者が原作も考えている方が漫画として格が高いように思っているからです。そうは言いつつ、僕が好きだった「巨人の星」や「あしたのジョー」などは作者のほかに原作者もいますし、漫画家と原作者が別々の魅力的な漫画もいっぱいあるのも事実です。 僕はかつてビッグコミックオリジナルという週刊誌を40年以上読んでいたのですが、「浮浪雲」とか「黄昏流星群」とか「三丁目の夕日」などといった作品があったからです。その中に「家裁の人」という漫画があったのですが、当時はあまり漫画に原作者がいることを意識していませんでした。

NO IMAGE

<江川卓投手のつもりが…>

根本氏は、その手腕を買われてライオンズからソフトバンクに移籍しているのですが、現在のソフトバンクの土台を築いたのも根本氏と言っても過言ではありません。このように見て行きますと、現在の華やかなパリーグの土台を作ったのは根本氏と言えなくもないことがわかります。 今でこそ、パ・リーグにも観客が集まるようになっていますが、西武がライオンズのオーナーになる1980年前頃までは、パ・リーグの球場は閑古鳥が鳴いているのが普通でした。それこそどの球場を見てもわずか千人とか2千人といった観客数でした。その理由はパ・リーグのオーナー会社は球団を広告・宣伝の一つとしか考えていなかったからです。野球で利益を出そうなどとは微塵も考えていませんでした。 そうしたパ・リーグの発想を根本から変えさせたのが西武ライオンズでした。

NO IMAGE

<立憲民主党>

社会の一般的な感覚からしましても、小川氏の立候補には少しばかり無理があるように思えます。もう少し、党内の要職を経験してからでないと周知の理解は得られないでしょう。やっかみと経験不足では、本来立候補すらできなくても当然です。しかし、最後の最後に起死回生できたのは、やはり「なにかを持っている」ともいえなくもありません。そもそもですが、映画の対象者に選ばれた時点で「持っている」ともいえることになるのですから、この「持っているもの」を活かしてほしいものです。 代表選を振り返ってみますと、意外に立憲民主党にも人材がいるように感じました。逢坂氏は落ち着いた語り口が信頼性を醸し出していましたし、西村ちなみ氏も