2024年08月一覧

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<免許更新>

「再検査の部屋」には数人の検査官がいましたが、僕の担当になった方は20代後半くらいの女性でした。その方に指示された場所に立ち、その方が指差し棒で指した「アルファベットのCのようなマーク」の欠けた個所を答えるのですが、悲しいことにそれが見えないのです。大きなスプーンで片方の目を押さえ、もう片方の目で「欠けた個所」をなんとか見つけようと目を凝らすのですが、残念ながら見えないのです。仕方なく自信無げに「み…ぎ…?」とか「ひだ…り…斜めうえ…?」というような答え方をしていたのですが、検査官は業を煮やした感じで、「じゃ、いいです。両目で見てください」と言いました。すると、なんとか合格圏内に入ったようで、「はい。次に深視力検査に行きましょう」と声をかけました。人間味があってよかったぁ。

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<ベテランの意義>

実は、日本チームの敗退を聞いたとき、僕はキャプテンである石川祐希選手の不調が敗因ではないか、と思いました。なかなか調子が上がらず前の試合では「途中で控えにまわることもあった」と聞いていたからです。ですので、試合の全部の映像を振り返ったのは、試合の流れを決めたターニングポイントを探すこととともに、石川選手の調子を見ることも目的としていました。

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<あと4日で終戦記念日>

ときとして、人は「勇ましい言動」に影響を受けることがあります。「勇ましい言動」は一見すると正義の味方、ヒーローのように映りますが、「勇ましい言動」には責任感が欠如しています。「勇ましい言動」のあとには現実が待ち受けています。米国は9.11のあと報復をしましたが、解決したとはいえません。どれほど「勇ましい言動」であろうとも、世界を平和にすることはできません。行動を起こしたあとに待っているのは混とんとした、弱者が生きにくい社会です。

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<スポーツの意義>

その視点で考えるなら、科学が発達した今の時代のスポーツの優劣は選手の実力ではない、と見ることもできます。学歴社会と同じです。よくマスコミなどで東大生の親の所得が報じられることがありますが、ほとんどの親は高所得者です。小さい頃から名のある塾に通い、勉強漬けの生活ができる家庭環境にいる子供が高学歴を獲得することができます。