<眠主党>

pressココロ上




 考えごとをしながら歩いていましたらクラクションを鳴らされました。ふと前を見ますと信号が赤になって おり危うく車に轢かれるところでした。皆さんも歩きながら考えごとをするときは注意しましょう。信号を待 っていると道の向こう側ビルの看板文字が目に入りました。縦書きで
「宅地物賃買集」と書いてあります。これってなんだろう…。
 民主党の永田議員が入院しました。堀江元社長が部下に送ったとされるメールが本物であるという証 拠を示すことができなかったからです。たぶん、大方の人はこのように進展することは予想していたので はないでしょうか。それほど今回の永田議員のバクロは根拠が薄い印象でした。そんなバクロ話を予算 審議会という公の場で行われたことが不思議なくらいです。これに関連して前原代表は「もし真実でなか ったなら?」と言う記者の質問に「最終責任は私にある」と断言していましたが、そう答える前原代表の 表情に私は政治家としてのテクニックを感じました。テクニックとは良い意味でも悪い意味でもありませ ん。代表としての「そうせざるを得ない演出」です。今後、どのように展開するかはわかりませんが、もし 党内で責任追及があったなら前原代表は代表を辞する覚悟もできているのではないでしょうか。現段階 では執行部を追求する声は広がっていないと報道されていましたが、それが反対に不気味です。
 これまでにも前原代表の見解・主張にはベテラン議員を中心とした勢力から異論が噴出していたよう です。またそうした異論が新聞などでも報じられていることから察すると相当な数ではないかと想像でき ます。民主党代表選挙で前原氏に投じなかった勢力がこの機に前原代表追い落としを考えても不思議 ではありません。前原代表の真価が問われるところです。
 今週紹介しています「なせば成る」の著者、横浜市長の中田宏氏は松下政経塾出身ですが、前原氏も 同塾出身です。同塾は政治家を養成する塾ですのでリーダーになるための修養をしているはずです。い わゆる帝王学です。前原代表が「最終責任は私にある」と言ったときの表情には帝王学を学んできた自 負が感じられました。現段階では民主党が圧倒的に不利ですがそれでも強気を崩さない姿勢にも同じも のを感じます。負けるのがわかっていても結果がでるまでは強気で攻めるのがリーダーの条件なのかも しれません。
 前原代表のテレビなどマスコミでの発言を聞いていますと民主党を変えようとしている意志を感じま す。しかし思うようには進んでいないようです。そうしたとき、私は小泉首相のスゴサに思い至ってしまい ます。10年前の自民党と今の自民党を比べてみてください。時代の流れも味方したと思いますがそこに は小泉首相の力強いテクニックがありました。先々週「組織ってなに?」と書きましたが「組織を変えるこ と」ほど難しいことはありません。いろいろ批判はあるでしょうが今の自民党に変えた小泉首相の功績は 評価してもよいのではないでしょうか。小泉首相は9月で退任するようですが、現在の改革が中断される ことがないことを祈るばかりです。
 ここで「中断」でひと口メモ。
 皆さんは自動車保険に「中断」という制度があることをご存知でしょうか。私は今年になり2件の手続き を行いました。
 ご存知の方も多いと思いますが、自動車保険は等級によって保険料が変わってきます。初めて自動 車保険に入る方は6等級から始まり無事故のとき1年ごとに等級が上がっていき最大20等級~22等 級になります。等級が上がるごとに保険料の割引率が増えますので契約者としては等級はとても大切な 要素です。しかし、もし「しばらくの間自動車に乗らない」などの理由で契約を継続しないときは次に自動 車保険に入るときはまた6等級から始めなければなりません。つまり無事故を続けせっかく割引率が大 きくなってもまた最初から始めなければならないのです。こうしたことで契約者が不利になることを防ぐた めに「中断」という制度があります。「中断」の手続きをすることによって次に保険に入るときに前に適用 されていた等級から始めることができます。皆さん、覚えておきましょう。
 ひと口メモ終わり。
 
 民主党は先の代表選でせっかく若返りを果たしたのですから時計の針を戻すことがあってはならない と私は考えます。私は小泉首相を支持はしますが自民党の一党独裁は支持しません。あくまで強い野 党が存在してこその自民党です。昔のような55年体制に戻らないためにも前原氏のようなリーダーが 率いる強い野党が不可欠です。健全な政治には政権交代は必要です。ここはなんとか前原代表に頑張 ってほしいと思います。野党が眠っている党である国家が健全な政治を行えるはずがありません。頑張 れ民主党、前原代表!
 ところで…。
 意味がわからなかった「宅地物賃買集」の左隣を見ますとやはり同じように縦書きで「住土建賃売募」 と書いてありました。なんだろう…。
 10秒後、謎は解けました。この文字群は縦ではなく横で読むのでした。それぞれ「住宅、土地、建物、 賃貸、売買、募集」と書いてあるのでした。不動産会社の看板でした。少し言い訳をさせてもらうなら、横 に読むにしては文字が離れすぎだよなぁ…。えっ? 読み間違える僕が常識がないって? ああ、そう 言えば僕は長い間、「月極駐車場」という看板を見て日本で一番大きな駐車場のチェーン会社「月極」と 思ってたんだ…。
 じゃ、また。







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