<メモリ増設>

pressココロ上




 先週は、お盆休みということで更新をしませんでしたので、2週間ぶりとなります。皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか。
 さて、「僕は」といいますと、お店は3日間の連休をとりました。2日以上の連休をとるのは1年のうち正月とお盆の2回しかありませんので、毎年、連休のときは「時間がまとまってないとできないことをやろう」と決めています。どんな種類のものでも、修理や修繕をするときに、どこかしらでやり方を間違えてしまいますと、短時間で終わる作業がその数倍もかかることがあります。そうしたことを想定しますと、連休中にしかできない修理や修繕というものがあります。毎回、連休の前は「なにをやろうか」と考えます。
 そこで、今回の連休は「メモリの増設」に兆戦しました。それでは、初心者が行なったメモリ増設の模様をお伝えしましょう。
 僕のパソコンは7年くらい前に購入したものですので、メモリ容量が256MBしかありませんでした。もちろん、そうしたことを意識したのも知ったのも最近です。数ヶ月前より、パソコンの動作がとても遅く、起動時はもちろん、いろいろなソフトを利用している際もとても時間がかかっていました。ときには、メモリ不足のためにソフトが強制終了されることもあり、その不便さに頭を悩ませていました。
 それから、メモリについていろいろと調べるうちに「増設以外に悩み解消の方法はない」と決断した次第です。
 増設を決断してから最初に考えるのは、やはり「価格」です。できるだけ安い価格で購入することを考えるのは当然の感覚です。
 最初は、有名メーカーのサイトで調べました。その理由は僕のパソコンに適合する型番を調べる必要があったからです。この「適合する型番」はなんの苦もなくすぐにわかりましたので、問題はなかったのですが、価格が満足できるものではありませんでした。そこで、ほかのサイトで価格を調べてみますと、なんと半額に近い価格で販売しているネットショップがありました。もちろん、同じ型番のメモリです。僕的には、この時点でとても満足していました。なにしろ「半額」で買えるのですから。
 ところが「試しに」と、検索結果に出ていたアマゾンのサイトを見てみますと、なんと半額どころか、メーカーサイトの約65%引きの価格で販売されていました。これには驚きました。半額で満足していましたが、それ以上に安い価格で買えるのはうれしい限りです。但し、型番の表示に少し違いがありました。
 正しい型番は「512M」なのですが、アマゾンで販売されていた型番は「512M/E」と表示されていたのです。似たような型番ですが、やはり余計な「/E」が気になります。買ったあとに使えないことがわかることほど、悔しいことはありません。そこで、型番における「/E」の有無の違いを検索してみました。検索は本当に便利です。すぐに違いがわかりました。
 違いを簡単に言ってしまうと、「包装が簡易であること」と「保証期間が5年間と1年間短いこと」だけでした。これだけの理由であるなら、僕がアマゾンで買わない理由はありません。僕は迷わずアマゾンで、メーカーサイト価格の約65%引きで購入しました。こうして、メモリは無事に連休前日に手元に届きました。皆さん、僕がどれだけうれしかったか、おわかりでしょう。
 さて、連休に入り、いよいよメモリ増設の作業に取り掛かることにしました。開始時刻は、誰にも邪魔をされず、誰にも迷惑をかけない、深夜0時半としました。
 もちろん、「増設」の作業における注意点についても事前に調べていました。なにしろ、素人がパソコンケースの蓋を開けるのですから、下調べは欠かせません。下手をすると、パソコンが2度と動かなく可能性もありますから、入念に調べた上で決行しました。
 先に結論を言いますと、作業をはじめてから終わるまでに3時間強かかり、そして無事に成功裡に終えることができました。ちゃんと、現在も動いています。たぶん、慣れている人なら1時間もかからずに作業を終えることができたでしょう。では、素人としてはどの作業に思いのほか時間がかかったかをお話ししましょう。
 それは、恥ずかしながら初っ端の作業でした。つまり、ケースの蓋の開け方がわかならなかったのです。先に書きましたように、入念にマニュアル書を何度も読み、頭に叩き込んでいたのですが、マニュアル書のとおりにできなかったのです。
 マニュアル書に従ってネジをとったまではいいのですが、ネジをとったあとの蓋の外し方がわかりませんでした。マニュアル書には図入りで「背面側に引く」と説明されているのですが、それが…引けないんですねぇ。不思議と…引けないんですねぇ。何故だか…引けないんですねぇ。仕方なく、あっちを押してみたり引いてみたり、こっちを抑えてみたり押し出してみたり、いろいろと試してみました。でも、「開きそうな」というか「動きそうな」というか、ともかくそんな気配が全くしないのです。
 にっちもさっちも行かないので諦め半分で、しばらくケースを眺めることにしました。そしてしばらくしてから気を取りなおして、また先ほどと同じように、あっちを押したりこっちを抑えたりしました。幾度か同じことを繰り返していると、するとどうでしょう。理由はわかりませんが、なにかのはずみで蓋が少し動いたのです。そのときのうれしさと言ったら…。やはり、少しでも動くと、俄然、やる気が出てきます。僕は動いた方向に少し力を加え、そしてようやっと外すことができたのです。ホント、「なにかのはずみ」なんですけど、そんなことはどうでもよく、とにかく蓋が開いたときは、うれしさがこみ上げてきました。その間、およそ30分~40分くらいでしょうか。
 蓋を取り外して取りつけ部分を見ますと、蓋の本体への取りつけ構造は決して難しいものではありませんでした。いろいろな部品でよく見かける、飛び出した部分を本体の窪みに射しこむという単純な形式に過ぎませんでした。文章にしづらいですが、ともかく簡単な構造でした。どうして簡単に外れなかったのか不思議でなりません。
 蓋を開けることができ、一安心しているのもつかの間、その次に時間を要したのはメモリをスロットへ装着する作業です。
 蓋を開け、説明書通りに作業を進めますと、マザーボードが表れ、その中のメモリのある場所も、新しく装着するスロットの位置もわかりました。そこまでは、どうにか作業を進めることができました。
 そして、いよいよスロットに装着する段になって、蓋のときと同様、作業が止まってしまいました。理由は、メモリがしっかりとスロット内に収まり切らないからです。
 マニュアル書によりますと、メモリがスロットに正しく装着されているときは、スロットの両端にあるメモリ抑え器具がメモリ両側の窪みに「カチッ」と収まるはずでした。しかし、それが「カチッ」と収まらないのです。この状態は、つまり、メモリがスロットに正しく収まっていない証拠です。ですが、いくら強く押しこもうがメモリはそれ以上スロット内に入る気配はありませんし、あまり無理やり押しこんでスロットやメモリが壊れてしまっては大変です。僕は、作業を中断して腕組みをし、しばらく考えました。
 思案した結果、僕は、既に装着されてるメモリがどのように装着されているか、を調べることにしました。それがわかるなら、新しいメモリの装着に参考になるはずです。
 恐る恐る既設のメモリを外し、そしてまた装着しました。その結果、わかったことがあります。それは、思いのほか力を込めて押しこまないと正しい装着ができないことでした。最初に兆戦していたとき、自分では力を入れて押しこんでいたつもりですが、心のどこかに躊躇する気持ちがあり、押しこみ方が弱かったようです。既設のメモリの取り外しと装着を経験したことにより、力の押しこみ加減がわかり、その結果、新しいメモリもうまく装着することができました。
 メモリを増やしたあとのパソコンは動きが速く、とても満足しています。しかも、たったの1,980円で実現できたのですから、うれしさの極みです。読者の皆さんの中でも、動きが遅く悩んでいる方がいましたら、是非、「メモリ増設」に兆戦することをお勧めします。
 ところで…。
 連休中にサイト解析をいつもより詳細に見ていて面白い発見をしました。
 僕のサイトは「脱サラ」や「独立」などのキーワード検索から訪問する方がほとんどです。これは、つまり検索結果の上位に表示される僕のサイト以外のサイトもこれらのキーワードに重点を置いていることを意味します。
 リンク元をたどりますと、検索結果で僕のサイトがたまたま1位に表示されていました。そこで2位のサイトを覗いてみたところ、このサイトが面白い作りになっていました。
 2位に表示されるくらいですから、なにかしらのSEO対策を施しているはずです。僕はそのサイトを見ていて、「する前に」という語句をキーワードとして対策を施しているのがわかりました。
 今まで、僕のサイトに似た内容や作りは幾度も見てきていますが、「する前に」というフレーズを意識して作られたサイトを見たのは初めてでした。実は、僕は自分のサイトの「~する前に」というフレーズをとても気に入っています。そのフレーズを真似されたのは、つまり評価されたことともいえますので、それなりにうれしい気分でもありました。
 僕は「就活」や「転職」など、またそれ以外の分野においても「する前に」という表題でテキストを書き連ねています。そして、これらのテキストはgoogleのサイトに作成しています。これは、自分のパソコンに負担をかけたくないことと、googleの広告を載せることを前提にしているからです。
 作成した当初は、広告は正常に表示されていました。しかし、連休前にそれらの広告が表示されていないことを知りました。いつから表示されなくなったのか、またその原因もわかりませんが、いつのまにか広告が表示されなくなっていました。僕は、連休中にその原因を探しましたが、確たる答えは見つからず、現在も原因究明に励んでいるところです。
 無理やりに原因を探すなら、かつて僕が書いていました4コマ漫画の「ジャーック」に関連があるかもしれません。原因を探しているときにgoogleの企業方針を知り、それに違反しているサイトは認知されないようなことが記されていたからです。そのgoogleの方針には「邪悪にならない」という文言がありました。そこで僕は連想しました。
「邪悪」→「じゃあく」→「ジャアク」→「ジャーク」→「ジャーック」
 ね、辻褄があうでしょ。
 じゃ、また。




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