<仕事をするということ>

pressココロ上




 僕に関して、昨年の終わりから現在に至るまでの間にパソコンおよびインターネットの使い方で変更が2つほどありました。1つめはコラムの投稿先の変更です。これまではauのブログを利用していたのですが、auがブログを廃止しましたのでseesaaというブログに移行しました。
 しかし、若い人のようにパソコンの使い方に精通しているわけでも自信があるわけでもありません。うまくいくかどうか不安でしたが、なんとかスムーズに移行することができました。半年ほど前からauより移行方法の通知がきていましたので、もちろん事前に調べていました。移行時間はほんの短い時間で済みましたので心配していたよりも「あっさり」と完了した感じです。
 それに対して2つめの変更はやはり大変でした。この変更はXPのサポートの終了と関連しています。昨年の10月にパソコンを入れ替えたお話は報告しましたが、ホームページ作成ソフトの移行はまだ済んでいませんでした。ですから、パソコンを入れ替えたあとも、通常の作業は新しいPCで行い、ホームページの更新だけを古いPCで行っていました。
 ホームページの作成ソフトの移行が済んでいなかった理由は、僕がこれまで利用していたソフトがXPにしか対応していなかったからです。しかも困ったことに、そのソフトの製造が廃止になっていました。つまり、windows7以降のOSではその作成ソフトが使えないわけです。そこで仕方なく新しいソフトを購入することにしたのですが、もちろんできるだけ安いソフトを探しました。その結果、ソースネクストが販売しているホームページV3というソフトを購入しました。
 このソフトの僕にとってのメリットは価格が安いことはもちろんですが、それまでに使っていたソフトと使い勝手が似ていたことです。しかも、以前のソフトからの移行も容易にできる仕様になっていましたので、ほぼスムーズに移行することができました。
 「ほぼ」としたのは、すべてが完璧に移行できたわけではなく、幾つか間違いがあったからです。しかし、高価なソフトを購入したわけではありませんので、一応は想定内の範囲内でした。
 ソフトを変更したときに一番困るのは使い方を習得する必要があることです。この作業が意外と時間をとりますので、無駄に思えて仕方ありません。どうにか使い方がわかったあとも、次に「間違いの箇所」を修正する作業も大変です。これも意外と時間がかかります。
 こうしたことをすべて終了してから通常に使い始めるのですが、僕には不安がありました。それは、これまでと同じように検索で上位に表示されるかどうかということでした。
 僕のサイトはブックマーク以外ではほぼ100%といっていいくらい検索エンジンの結果から訪問されています。検索のキーワードは「らーめん」とか「開業」とか「独立」などです。その検索結果に異変が起きないか不安でした。しかし、それに関しては杞憂に終わりホッとしています。
 このようにどんなものでも装置や機械を動かすのは容易ではありません。経験が必要です。その重要性がわかっているからこそ、自動車免許などといったような資格が重要な意味を持ってきます。資格がなければ装置や機械を動かすことができない法律になっています。裏を返せば、資格保持者は資格に応じた責任を負っていることになります。
 ところが、韓国船の沈没ではそれがなおざりになっていたようです。今の段階では情報が錯綜していますが、転覆時に操船を任されていたのは3等航海士だったようです。素人的な発想では、3等航海士の上には2等3等航海士がいるはずで、つまり技術的には未熟な人が操船をしていたことになります。僕はそれが転覆に影響していたように思えて仕方ありません。また、船長は乗客をさておいて真っ先に逃げたことが報道されていますが、それが真実なら何をか言わんやです。
 船長が、本来なら乗客の保護に最重点をおかなければいけないときに、それを放棄したのですから罰させられるのは当然です。ですが、業務命令で任務に就いていたであろう3等航海士までが罪に問われるのはかわいそうな感じがします。
 しかし、仕事において責任を負うのは当然のことですので致し方ない側面があるのも事実です。先だっては、医師が患者のレントゲンを撮る際に間違った造影剤を脊髄に注入して死亡させる事件がありました。報道によりますと、この医師は注入すべき造影剤を思い違いをしていたそうですが、少しの過ちが人の命に関わる仕事であることを考えるとき、あまりに幼稚な理由のように思います。
 また、先週はSTAP細胞の小保方さんの上司にあたる方が会見を開いていましたが、この騒動も原因を遡っていくなら、仕事における責任の重さの自覚が足りなかったことが要因です。もっと責任の重さの自覚があったなら、今のような事態にはなっていなかったのではないでしょうか。
 社会人と学生の一番の違いは働いてお金を得ることです。そして、そこには責任が必ず発生します。働くとはお金を得ることと同時に責任を負うことです。まずは、それを自覚することが社会人になる第一歩です。
 4月。新社会人と思しき若者をよく見かけます。まだ慣れないことが多く、戸惑うことも多いでしょうが、仕事には責任が伴うことを肝に銘じて仕事に頑張ってください。
 じゃ、また。




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