<ギガ得>

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 少しずつ寒さも和らいできた今日この頃です。極端に寒さに弱い僕は「早く春が来ないかなぁ」と待ちわびています。妻の話では自転車でパートに出かける途中には桜が開いている場所もあるそうで、もしかしたなら週末あたりにお花見ができるかもしれません。いつから行くようになったかは覚えていませんが、僕たち夫婦は今の季節にお弁当を持ってお花見に出かけるのが毎年の恒例になっています。
 ですが、妻の記憶では昨年は二人が揃って休みの日にちょうど雨が降ったりなど天候が悪くお花見に行かなかったそうです。今年はどうなるのでしょう。
 さて、今週のコラムは我が家のネット環境の変更についてご報告したいと思います。
 現在我が家のネットは「auひかり」ですが、先週今話題の「ギガ得」コースに変更しました。テレビ広告で「卓球選手」や「縄跳びをしているアスリート」や「短距離走の選手」らをロボットスーツを身に纏った選手があっさりと追い抜くCMを放映している「ギガ得」です。
 「ギガ得」に変更しようと思ったきっかけは息子のスマホの2年縛りがなくなる時期だったことです。最初に「ギガ得」のメリットをご紹介しておきますと、基本料やレンタル機器代が安くなることです。基本料は1,000円以上安くなり、レンタル機器代が無料になります。
 昨年ご報告しましたが、僕はsimフリースマホを使っています。月間1,000円ですのでとても重宝しています。ガラケーと使い分けていますが、2台持ちで僕個人の通信費はわずか2,000円ちょっとです。とても助かっています。それでも、先日見た調査では大手キャリアのスマホの占有率が大半を占めていました。僕はそれが不思議でなりません。simフリーの宣伝をするわけではありませんが、ほぼ同じサービスを受けることができるのにわざわざ高いサービスを選択するのはあまりにもったいない気分になります。
 唯一simフリーのデメリットを上げるなら、それはアフターサービスです。それを思うとき、確かに致し方ないと思うこともあります。アフターサービスとは、例えば「スマホの使い方」とか「トラブルが起きたときの対処の仕方」とか、そういったことを教えてくれるサービスのことです。実際、僕はそういう場面に遭遇しました。
 好奇心旺盛な僕は、現在「スマホのアプリを作れないものか」と挑戦しています。しかし、プログラムの知識が必要ですので簡単ではないようです。もう年齢が年齢ですのでプログラムについて勉強するだけでかなりの期間が必要です。それでも少しずつやっているのですが、その中でスマホの設定を変更したりもしていました。
 ある日いつものようにスマホ設定をいじっていますと、スマホの画面に細いに線が表示されるようになりました。その表示のされ方は、スワイプをした指の動きが残るもので、その線が消えない状態となってしまいました。再起動してみたり設定を元に戻してみたり、いろいろ対策をしましたがその線が消えることはありませんでした。
 そこで僕が選択したのは初期化ですが、初期化で一番の問題になるのはそれまでの情報の扱いです。僕はスマホに仕事のことやプライベートのことなど情報を入れていますのでそれらがなくなることは大きな問題です。そこでバックアップの方法についても勉強する必要性に迫られました。
 このようにひとつトラブルが起きますと、その対処についてすべて自分で調べ実行する必要があります。それがsimフリーの一番の問題点です。結局、どうにか初期化しバックアップの復活も成功して事なきを得ましたが、かなりの手間と時間を要しました。これが大手キャリアの場合ですと、ショップに行って係りの人にお願いすればすぐに済みます。この点が一番の違いです。
 このようになにかと大変ですが、simフリーのメリットを実感している僕としては息子が大手キャリアを利用していることをとてももったいなく思っていました。そこで更新月にあたる2月に解約を考えていました。そこでいろいろと調べていく中でauのHPで気になる記事を見かけました。
 それが「ギガ得サービスの開始」でした。実は、それまでテレビのCMでギガ得について知ってはいましたが、今ひとつ内容を理解していませんでした。単に「早くなる」くらいの意識です。それ以上は興味も関心も感じませんでした。ですから「ギガ得」を利用する気持ちなど起きようがありません。
 ところが、auのHPの記事を読みますと、コースを変更するだけで基本料が安くなることやレンタル機器代が無料になることが書いてありました。僕は商売をしていた関係で、モノやサービスの価格に強い関心を持っています。そして、「価格は常に適正でなければならない」という持論があります。「適正」の判断の仕方については難しいものがありますが、適正を担保する環境が必要と思っています。
 このような持論を持っている僕はネットに関する料金をずっと高く感じていました。ですから、常々「もっと安くなるはずだよなぁ」と思っていました。そして、今回の記事です。僕はすぐに申し込むことにしました。
 我が家はネット環境を始めてからずっとauです。これにもちゃんと理由がありまして、それはNTTの一人勝ちを解消する気持ちがありました。当時はNTTはとてつもなく有利な環境にありました。ですから、少しでもほかの業者が成功することを後押ししたかったのです。
 ですので、我が家はずっとauなのですが、auの欠点はいろいろな企業を吸収合併して成り立ってきたことです。このように合併の連続で成長してきたauですのでサービスが整理されていない印象があります。そうしたことが影響しているのだと思いますが、auのHPはとてもわかりにくいものになっています。例えば、サービス内容を変更する際に本来はネットだけで手続きが完了するはずですが、サイトがわかりづらいために変更する画面にたどり着けないです。
 今回も結局、最終的には電話で問い合わせをしてその電話で「ギガ得」に変更することができました。その際に知ったのですが、「ひかり」から「ギガ得」にコースを変更するには工事が必要とのことでした。その工事があったのが先週の金曜でした。
 今回「ギガ得」に変更したのにはあとひとつ理由があります。それは息子のPCとのWIFI環境の改善です。息子の部屋は2階にあるのですが、通信時間が遅いように感じていました。また、息子の話ではスカイプをやっていると「たまに接続が切れる」そうです。実際はどうかわかりませんが、その弊害はWIFIが古い規格だったが原因のように想像していました。まだ使い始めたばかりですが、息子の話では少し早くなったそうです。よかった。よかった。
 じゃ、また。
 




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