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 熊本震災が発生してから1週間以上が過ぎていますが一向に収まる気配がしていません。これが今までの地震と全く違うところです。今でも震度3くらいの余震が起きていますので被災者の方々は心休まることがないでしょう。早く落ち着き、目処がつくことを願うばかりです。
 昨日、ネットのニュースを見ていましたらボランティア団体に関する問題点を伝えていました。
 あるボランティア団体が地震発生後すぐに現地に駆けつけたのですが、その団体は東日本大震災のときに問題を起こした過去があったそうです。またこの団体が募った募金の使い道なども不確かな部分があるそうで信頼性に疑問符がつく団体なのだそうです。
 このボランティア団体はいわゆる「おしかけボランティア」というものらしいですが、確かに指摘されてみますとボランティアといえども全部が全部優良な団体とは限りません。中にはボランテイィアと名乗りながら実態は不良団体である可能性もあります。ボランティアという団体ひとつをとってみてもいろいろな問題を含んでいるようです。そんなことを考えさせたニュースでした。
 このニュースを伝えていたのは大手メディアではなくネット専門のメディアでしたが、僕が初めて見知ったメディアでした。大手でなくとも社会に貢献している立派なメディアが存在することに感心した次第です。
 ですが、よくよく考えてみますとこの記事自体の信憑性も証明されているわけではありません。信頼度が高いと思われている大手メディアでさえ誤報や歪曲があるのですから名前の知られていないメディアの伝える記事がすべて正確ともいえない可能性もあります。
 そんなことを考えていたときに興味を引かれたネット記事に出遭いました。ネットに通じている若いの間では既に有名なコンテンツのようでしたが、還暦を迎える僕は今回偶然知ったことでした。それは「まとめ記事」というものです。
 僕はネットという世界をとても尊敬しています。いろいろなたくさんの情報に自由に接することができるからです。昔でしたら専門の人たちしか知ることができなかった情報が簡単に手に入ります。昔は専門の情報を知っていることがプロとアマの差の大きな部分でした。しかし、ネットが発達した今では情報を手に入れるという部分ではプロとアマの差はほとんどありません。まかり間違うとアマのほうが良質な情報を持っていることさえあります。
 このように効率性と利便性の高いネット情報ですが大きな問題点があります。それは、情報が「多すぎること」と「玉石混交」であることです。実際、僕がネットを見ていて内容が「偏っている」と感じたり「誘導している」と思ったり「騙している」と疑いを持ったりすることが多々あります。このようにネットの情報には信頼性を担保するものがないことが問題点です。
 例えばAという情報についてなんの前知識も情報も持っていない人はAに関する情報に接してもそれが正しいのかどうかを判断することができません。これはネットに限らずどんな媒体でもいえることですが、ネットのように情報過多の世界では特に顕著です。
 「まとめ記事」とはあることがらについてネット上で伝えられている様々な情報をわかりやすくなるようにまとめた記事のことです。「まとめ記事」はネット上に溢れている情報を整理整頓し情報の使い勝手を高める役割があるように思いました。しかも記事をまとめた人がたくさんの記事の中から取捨選択をするのですから、ある意味信頼性を担保していることにもなります。
 僕は自分のサイトで「する前に」というシリーズものテキストを書いています。この目的はなにかをする前の事前知識を持ってもらうことです。僕が事前知識の重要性を感じたのは巷に溢れている生命保険に関する情報に疑問を持っていたからです。今は昔に比べますとかなり中立性の高い情報も出てきていますが、昔は保険会社の思惑に沿った情報に偏っていたように思います。僕からしますと消費者はとても損失をしていたように感じていました。そうした傾向を改めたいと思い「生命保険に加入する前に」というテキストをしたためたのでした。
 しかし、テキストを書きながら自分では物足りなさも感じていました。テキストの目的は事前知識の提供ですので特定の会社や商品を宣伝はもちろん紹介するのはふさわしくありません。ですが、もう少し詳細で具体的なな情報提供をしたい考えていました。「まとめ記事」はまさにこれにふさわしいコンテンツでした。
 僕はLineが提供しているnaverというまとめコンテンツを利用することにしたのですが、まとめnaverにはメリットがあります。それはまとめ記事を作成することで報酬が支払われることです。
 実は悲しいことに僕のサイトを訪れる人が昨年後半あたりから激減しています。僕のサイトは「脱サラ」をキーワードに構成されていますが、僕の想像ではたぶん今の時代が「脱サラ」に馴染まないからだと思います。あとひとつ気になっていることもあります。それは自サイトをレスポンシブデザインに変更したことです。ちょうど訪問者が減り始めた時期と重なるのです。
 僕はgoogleさんから「レスポンシブデザインにしないとランキングが下がりますよ」と通知がきたので変更したのでした。しかし、実際は悔しいことに変更した時期から訪問者が減少しています。真実はわかりりませんが、レスポンシブに変更した時期に訪問者が減少しているのが現実です。
 そのようなときに「まとめnaver」を知りました。先に書きましたように、ネットは多くの人に情報を有意義なものするのに適しているメディアだと僕は思っています。「まとめ記事」の作成は僕が目指していることに適っています。しかも簡単ではないようですが、収入も得られるシステムになっています。
 Adsenseが減った分くらいは「まとめnaver」で賄えればいいなぁ…、なんて目論んでいる僕でした。
まとめnaver⇒「生命保険に加入する前に」「損害保険に加入する前に
 じゃ、また。




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