<あきらめのあと>

pressココロ上




先週は自民党の総裁に高市氏が決まった話から入りましたが、今週も自民党の話からはじめることにします。なにしろ「自公連立」が解消されたのですから。

当然ですが、今の時期、高市総裁がメディアに登場しない日はありません。ですので、いろいろな場面での映像があるわけですが、それらの中でとても印象に残っている場面が僕にはあります。ほんの一瞬のことでしたので、誰も気にも留めず、ましてやマスコミが報じることもありませんでしたが、僕からしますと、現在の高市総裁を最も象徴している映像だったと思っています。

それは、公明党が連立から離脱することが報じられたあとの会見の場でした。廊下を出てきたところに簡易的な会見場が設けられていたように見えました。そこにはマイクが設置されており、そこで高市総裁が会見する手はずのようでした。

カメラは廊下から踊り場に出てくるところを映し出し、そこに鈴木幹事長を従えた高市総裁が出てきたのですが、なぜか高市氏はそのマイクの前には立たず、一歩下がって鈴木幹事長にマイクの前を譲ろうとする素振りを、ほんの一瞬ですが、漂わせました。しかし、ただちに「自分がトップの立場にいること」に気づいたのか、間髪をいれずにマイクの前に立ち会見をはじめました。

僕は、このほんの一瞬の高市総裁の振る舞いに、高市総裁の心の中があらわれていると感じました。それは、「自分がトップではない」という認識です。「自分が自民党を仕切っているのではない」という認識です。誰とは言いませんが、まさに影の総裁に動かされている感を「象徴している振る舞い」のように思いました。

普通、自分がトップであると自覚しているなら、意識せずとも自分が真っ先にマイクの前に立ちます。トランプ大統領は、マスコミの前や壇上に登場してから最初の一声を部下に任せることなど間違ってもしません。必ずトランプ大統領自らが第一声を発します。トップであるという自負が自ずとそうした行動をとらせます。

しかし、高市総裁は違いました。気持ちに余裕がなかったのか、つい「鈴木幹事長にマイクを譲る気配」を見せてしまっていました。その映像が僕には、心のどこかに「操られ感」があるように感じられました。ほんのちょっとした些細な振る舞いでしたが、その映像が今の高市総裁の立場を映し出しているように思いました。

それにしても、公明党の連立離脱は権力に恋々とすることなく、潔い決断だったと思います。おそらく誰も一週間前の総裁選のときには想像もしていなかったでしょう。もし、少しでもそうした発想があったなら、総裁選の結果も違っていたように思います。公明党は「連立離脱はしない」という前提のもとに自民党の総裁選は行われていたように思います。

自民党の方々が心配していたのは、公明党のほかに「あと一党」をどこにするか、ということだけだったように思います。そこに公明党が反旗を翻した形になりますが、斎藤代表の説明を聞いていますと、「反旗」という言葉も違う感じがします。長い間ずっと「お金と政治の問題」について解決してほしい、と要請してきたことに対する自民党の対応に誠意がなかったことに尽きると思います。

それにしても、これで日本もEUのように多党による政権運営の時代に入っていきそうです。多党による政権運営の一番のデメリットは「安定性がなくなること」です。安定性がなくなりますと、政策決定が遅くなるだけではなく、「決定できなくなる」ことさえあります。それが一番の不安です。また、政策が日替わりメニューのように短期間で変わることも不安要因の一つです。日本もそのような国になってしまうのでしょうか。

僕は「Amazonアソシエイト」を利用しているのですが、多くの人同様「広告収入」は微々たるものです。それはともかく、「Amazonアソシエイト」は収入の受け取り方法が2つあります。「現金」と「Amazonポイント」です。1年ほど前に、その支払い方法を変更しようとしたことがあるのですが、これがなかなかうまくいきませんでした。

「うまくいかない」一番の理由は僕の「電話番号」にありました。変更に際しては「個人認証」をするのですが、その際に「電話番号」が必要になります。やり方は、こちらからAmazonに「電話番号」を伝え、その番号にAmazonから認証番号がショートメールで送られてきて、それをAmazonに記入する、という進め方です。このやり方はほかのサイトなどでもよくあるやり方ですので、それ自体は問題ありません。ですが、僕の「電話番号」にAmazonからショートメールで認証番号が送られてこないのです。

もちろん何度も試みましたが、Amazonからショートメールは届きませんでした。そこで、Amazonに問い合わせしようとしたのですが、これがまた大変でした。問い合わせのやり方自体がわかりにくく、さらに連絡先もわからない、という感じです。試行錯誤を繰り返し、なんとかコールセンターにたどり着くことができました。そこで、片言で日本語を話すオペレーターに尋ねますと、「Amazonは海外から電話をかけているので、それが原因かもしれません」と言われました。

通信会社によっては「海外からの電話を遮断している」ケースがあるとのことでした。そこで今度は通信会社を調べますと、確かに「海外からの電話を遮断」している状態になっていました。しかし、それはこちらで変更できる仕様でしたので、すぐに「海外からの電話も受け取れる」ように変更しました。そして、Amazonで手続きを試みたのですが、悲しいことにまたしてもショートメールは届きませんでした。どうしたかって?

あきらめた、さ。

僕は思いついたことやメモしておきたいことがあるときは、Windows 10の「OneNote」というアプリを使っています。話は飛びますが、昔はこうしたツールを「ソフト」と言っていました。ですが、最近は「アプリ」という言い方が一般的です。「ソフト」という言い方は死語になった模様で、懐かしい感じがします。それはともかく、「OneNote」はPCでも使えますし、スマホでも使え、それを共有することもできますのでとても便利です。

その「OneNote」で数週間前から画面の上部に「このバージョンのOneNoteは、2025年10月14日にサポートが終了し、読み取り専用になります」と表示されるようになりました。要は、「使えなくなる」ということです。僕はこのアプリをとても重宝していますので、早速指定されたサイトに行き新しい「OneNote」をインストールしようとしました。ところが、そこには「すでにインストール済」と表示されているのです。訝しく思いながらも、使えなくなると困りますので、再度「インストール」をしました。

インストールをしたにもかかわらず、PCの「OneNote」を開きますと、いつもの文章「……、サポートが終了し、…」という文言が表示されています。実は、同じことを数度行っています。しかし、それでもやはり状況は変わりませんでした。仕方なく僕は、

あきらめた、さ。

そんなある日、僕はふとある考えが頭に浮かんできました。“もしかしたら、今の「OneNote」とは別の「OneNote」があるのではないか”ということです。そうであるなら、「インストール済」ということも、今使っている「OneNote」上部に「……、サポートが終了し、…」という文言が表示表示されることもわかります。早速、PC内に入っている「すべてのアプリ」を確認しますと、案の定今使っているアプリとは別の「OneNote」がインストールされていました。これですべての辻褄が合います。うまくいかないときは一端あきらめて、時間が過ぎるのを待つのも一つの方法です。よかった。よかった。

そんなこんなで喜んでいたある日、Amazonからメールが来ており、僕の個人認証をする必要がありました。先ほど書きましたように、電話での個人認証はできませんので、僕は毎回パスワードで認証をしています。ところが、その日いつものように手続きを進めていきますと、そのままの流れで電話番号を使う個人認証に進めさせられたのです。もちろん、これまでの経験上「Amazonからショートメールが届くことはない」と思っていたのですが、なんとその日はAmazonからショートメールが届き認証番号が記されていました。それを使い僕は認証手続きを完了することができたのですが、いつの間にか電話番号が開通していたことになります。僕はなにもしていませんが、時間が解決してくれていたのです。

日本の政治も今は混沌としていますが、時間が過ぎればいい解決策が見つかるでしょう。

…ホントかな

じゃ、また。




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