僕はデスクトップとノートパソコンの2つを使っているのですが、ノートパソコンが壊れてしまいました。スイッチを入れてもうんともすんともいわなくなったのです。普段はデスクトップを使っているのですが、居間に置いてありますので、妻がテレビを見ているときなどは寝室に行ってノートパソコンを見ています。
ノートパソコンを見る時間は大体決まっており、晩御飯を食べたあと一人でニュース関連を見たいときに使っています。これはもうクセと言ってもいいのかもしれませんが、午後8時過ぎから1時間くらいはニュースチェックおよび情報収集をしないと気が済まない気持ちになります。なにかしらの理由でそれができないときは、なんとなく落ち着かない気分になってしまいます。
デスクトップパソコンを買い替えた話は3年ほど前にこのコラムで書きましたが、今回はノートパソコンの買い替えについて書きたいと思います。実は、これまで使っていたノートパソコンは娘のお下がりです。娘が引っ越しをする際に、ついでにパソコンを買い替えることにしたので、お願いをして譲り受けました。
僕の記憶では、娘はデスクトップパソコンを購入したことはなく、毎回ノートパソコンを使っていたように思います。専門的なIT関連の仕事をしている人でなければ、若い人の多くはノートパソコンを持っているように推測しているのですが、場所を取らずどこでも使えるという使い勝手のよさが理由ではないでしょうか。
僕は今、NHKの夜ドラを見ているのですが、その主人公は大学から新社会人になった女性です。その主人公がパソコンを使う場面ではノートパソコンを使っています。ドラマは今の時代を映し出しているはずですので、ノートパソコンが主流であるのは間違いないところでしょう。
そんなことを書きながら、ふと、今の若い人はパソコンよりもスマホで事足りているのではないか、と思いました。なにしろ今のスマホは本当に高機能で大体のことはスマホで完結できます。余程のことがない限りパソコンを使う必要性はないように思います。
話は少し逸れますが、昨年僕は父の日に息子からタブレットをプレゼントしてもらいました。基本的にプレゼントはあまり高価なものではなく2千円～3千円の範囲に収まるものをおねだりしているのですが、残念ながらタブレットはその範囲には収まらない価格です。そこで、僕は一計を案じました。それは、「誕生日の分も合算して」とお願いすることにしたのです。そうやって図々しくも約1万円のタブレットを手に入れることに成功しました。
僕がタブレットをどうしてもほしくなった理由はピアノが関係しています。これは前にコラムで書いたことがありますが、僕はピアノでの弾き語りを目指しています。もちろん手先がブキッチョな僕ですので、滑らかに指を動かすことはできませんが、コードで鍵盤を押さえる奏法はなんとか身につけました。
そうなりますと、歌いたい気分のときにすぐにコードを知りたくなるのですが、そのためにはサイトを見る必要があります。そのサイトは「キー」をすぐに変換することもできる便利なサイトです。しかし、コードを見るためにはわざわざ印刷する必要があります。それがどうしても面倒で、ときにはスマホでサイトを見ながらコードを弾いていたのですが、スマホの画面は小さいのでどうしても一部分しか見られません。そこで考えたのがタブレットというわけです。
このとき生まれて初めてタブレットを手にしたわけですが、残念なことが一つありました。それはスペックの問題です。一番安価なタブレットを購入したのですが、そのせいか動きが遅いのです。起動してから使える画面になるまでにかなりの時間を要するのです。そうした事態を全く予想していませんでしたので、それなりにショックでした。もちろん、弾き語りに使う分には単にコードを映し出すだけですので問題ないのですが、せっかくタブレットを手に入れましたので、絵を描くこともやってみたくなりました。
僕は現在、動画の投稿もしているのですが、その動画は簡単な漫画で作成しています。題材は社会風刺を描いているのですが、社会風刺ですのでたまに政治家の似顔絵が必要になることがあります。そうした中、動画を作成する時に一番困るのが、この似顔絵の作成なのです。
ときたま無料で使える似顔絵もあるのですが、基本的には無料で手に入る似顔絵はありません。そうしたときは自分で似顔絵に挑戦するのですが、その際に役に立つのがタブレットと考えたわけです。せっかく購入したタブレットですのでピアノのコードを見るだけに使うのではもったいないです。
ところが、安価なタブレットを購入したことが原因のようで、ちゃんとカーソルが動いてくれません。スペックの低さに理由があると推測しますが、線を描こうとペンを動かしても、思い通りに描けなかったり、全く反応しないこともあります。正直、挑戦と言いますか、練習にもならないというのが実際のところでした。
逸れた話が長くなりすぎました。話を戻します。
僕は毎日ノートパソコンを使っていますので、それが使えないのは困ります。すぐにamazonで購入することにしました。おそらく僕のような人は多いのでしょうが、僕は小型の電化製品などちょっとした買回り品はほとんどamazonで購入しています。以前はyafooで購入することもありましたが、「買いやすさ」という点では「慣れている」ということも含めてamazon一辺倒になっています。
本当にときたまですが、家電量販店など店頭のほうが価格が安いこともありますが、全体的にはamazonのほうが圧倒的に価格が安くなっています。先日、amazonが米国の「独占禁止法」で訴えられたというニュースを見ましたが、シェアの高さは圧倒的なものがあるので容易に想像はつきます。
さて、ノートパソコンの選び方ですが、前のパソコンは「もらい物」ですのでタダです。それを考えますと、今回もできるだけ低価格を基本としました。その基本を押さつつamazonで検索しますと、「整備品」というノートパソコンが出てきました。これまでも見たことはありましたが、実際に購入したことはなく、いつか購入してみたいと思っていましので絶好の機会です。
「整備品」とは新品ではないのですが、amazonが「責任を持って整備をした製品」という意味のようです。しかも、価格は新品の半額どころか「10分の1」くらいでしょうか。「しょうか」と確定的でないのは「新品」がすでに廃盤になっている機種だからです。しかし、「責任を持って整備をした」というのを信頼することにしました。
結論を書きますと、今のところ大正解です。とても快調に快適に作動しています。一つだけ手間取ったことを記しますと、「無線の接続」でした。実は、これまで使っていたノートパソコンも「無線が数分ごとに切れる」という難点があったのですが、娘から譲り受けるときに聞いており、その際の対処方法も教えてもらっていました。「一度無線を切断し、再度つなぎ直す」手法ですが、慣れてはいてもその手間は結構な面倒ではありました。ですが、タダでもらったものですので、納得して我慢しながら使っていました。
そうした経験がありましたので、今回の「整備品」で同じ症状になってもさほど驚きも違和感もなかったのですが、試しにと思い「数分ごとに切れる」症状を改善する方法を探してみました。すると、「これが原因かなぁ」という問題点が見つかりました。それは、無線の接続方法がダブっていることだったのですが、そのダブりが無線を邪魔していたようです。その接続方法をオフにしたところ「接続が切れる」症状が出なくなりました。
amazonの説明によりますと、「整備品」とは古くなった機種の各種部品を入れ替えたりして新品同様に動くようにした製品とのことですが、僕はとても満足しています。最後に製品名をご紹介しますと、「SOOYA パソコン ノート office付き 15.6インチ Windows11搭載 初期設定済み おまかせ 高性能 Intel Celeron 」を12,640円で購入しました。ちなみに、先ほど確認したところ、現在は同機種が1万6千円越えの価格になっていました。
僕はとてもよい買い物をしたことになります。うれしい～！
じゃ、また。