<知らない人>
本村さんはその後「全国犯罪被害者の会」などの活動をするのですが、裁判に被害者が参加できるようになったのも本村さんが大きく貢献しています。実はこれまで僕は、被害者が裁判に参加する制度にあまり賛成ではありませんでした。なぜなら、「裁判は公平であるべき」と思っているからです。被害者が裁判に参加してしまいますと、どうしても感情が入ってしまいます。それでは公平な裁判にならない、と考えていました。
「脱サラをする前に」というサイトのコラムです
本村さんはその後「全国犯罪被害者の会」などの活動をするのですが、裁判に被害者が参加できるようになったのも本村さんが大きく貢献しています。実はこれまで僕は、被害者が裁判に参加する制度にあまり賛成ではありませんでした。なぜなら、「裁判は公平であるべき」と思っているからです。被害者が裁判に参加してしまいますと、どうしても感情が入ってしまいます。それでは公平な裁判にならない、と考えていました。
最近、「経営者の発信をサポートする」という広告を目にすることが増えています。編集者界隈の仕事に就いていた人が新たに作ったカテゴリーのように思いますが、SNSなどITツールを使って「社長の思いを伝えること」をサポートする仕事です。魅力的な言葉や文章を作るのは簡単ではありません。経営者は経営の能力はあっても「言葉の発信」がうまいとは限りません。そうした問題点を「社長の思いを伝える言葉や文章を作るサポートをします」という謳い文句で経営者に宣伝しています。
そもそも普通の感覚の持ち主であったなら、企業に勤めている人たちは下請けの人たちに対して単価の引き下げや報酬の遅延などといったフリーランスが損失を被るような対応をとることに罪悪感を持つべきです。単純に自分が「フリーランスの立場だったら」と考えるだけで理不尽な対応などできないはずです。それがなされず前例のまま、先輩や上司に言われるがままにフリーランスに理不尽な対応をとっていたなら反省をするべきです。
1期目のトランプ大統領誕生の際には「隠れトランプ」の存在が指摘されました。「人間的・人格的には大統領にふさわしくない」ので、表立っては「トランプ氏支持」とは言えなかった人のことです。問題のある人物を支持しては自らの評判を貶めることになるからです。ですので「隠れ」てトランプ氏に投票したのですが、今回は「表ハリス」が多かったのではないか、と勝手に推測しています。
それを象徴するかのように、かつては政党が異なっていようが、選挙が終わったあとに「新任の大統領がヘリコプターで去っていく旧大統領を見送るセレモニー」がありました。しかし、トランプ大統領は退任時にそのセレモニーを行いませんでした。「NO SIDE(ノーサイド)」の気持ちの欠片もない振る舞いだったのですが、それどころか、「選挙結果を認めない」と支持者に対して議会議事堂襲撃まで促しています。このような人物が大統領だったことは驚きですが、今回も共和党の候補になっています。共和党は政党ではなくなったと思わずにはいられません。
本部長は謝罪のあとも取材に応じていますが、「強制的、威圧的な取り調べ」に対しても謝罪しています。警察は犯罪が起きたときに一般市民に「情報提供」を求めますが、こうした取り調べ方法などをとっていますと、誰も協力する気持ちになどならないでしょう。「下手に情報を提供して疑われたなら大変なことになる」と警戒する気持ちが芽生え、できるだけかかわらないようにしようと考えるのが普通です。
スマートウォッチを使うようになって4~5ヶ月経ちますが、僕が見かけたたったの「一度」は、僕より年長に見える女性が通話している光景でした。スマートウォッチで通話をしている人にはある特徴があります。それは、時計を耳もとに近づけて話すことです。僕の妻もまさしく同じ姿勢でスマートウォッチ通話をするのですが、ついついスマホで話すように耳にあてたくなるのかもしれません。
同じように、SNSにおいても情報を発信するプラットフォームには責任があると思っています。先ほど、「諸刃の剣」の話を書きましたが、SNSには「悪い情報を拡散させる」機能に対する責任はあるはずです。例えば、本の出版に際しては出版社はその内容に対して責任を負っています。 僕がそのことを最初に意識したのは、作家の柳美里さんの「石に泳ぐ魚」が出版差し止め裁判で争われていたときです。
このあと医師から薬局へ処方箋が送られ、数分後に薬局からLINEで連絡があり、薬の説明を受け、翌日薬が届いたわけです。もちろん診察は健康保険が適用されていますので普通に病院に行くのと診察代はほとんど変わりません。ただし、システム利用料のようなものが数百円かかりました。
袴田事件に関しても、かなり前からニュースなどで報じられていましたが、当時の僕は強い関心を持つこともありませんでした。僕が関心を持つきっかけになったのはボクシング世界チャンピオンの人たちが「袴田事件の冤罪」を訴えるデモ行進をしていたことです。世界チャンピオンの人たちがデモ行進をした理由は、袴田さんがボクサーだったからです。当時はボクサーというだけで世間から白い眼で見られることもあったらしく、そうした先入観が逮捕に影響している、と世界スーパーウェルター級チャンピオン・輪島功一さんが話していました。偏見ほど人権無視と結びつくものはありません。