<アクセス数>

pressココロ上




僕は毎週コラムを投稿していますが、動画もyoutubeに投稿しています。コラムが週に1回の頻度であるのに対して、動画は週に2回で、余裕のあるときはときたまですが週に3回投稿することもあります。動画のほうがコラムよりも頻度が高いのですが、その理由はネタを考える大変さの違いです。

コラムは、やはりネタを考えるのが大変ですので週1が限界です。プロのライターの方などは連載を週に4~5本抱えている話なども聞きますが、素人の僕には考えられないことです。絶対に僕にはできない芸当で、そもそも僕にはそういった依頼はこないでしょうが、プロの方々には尊敬の念しかありません。

先に書きましたように、動画のほうがコラムよりも投稿頻度が高いのは、シンプルに「ネタ」が作りやすいからです。もう一つの理由として、動画を作成しているときには楽しさを「感じられる」ということがあります。コラムを書くときは集中していませんと書けませんが、動画を作成しているときは、音楽をかけながら作業をすることができます。もちろん、たまには歌のリズムに合わせて身体を揺らしながら(^o^)。

動画は投稿しはじめてまだ3年めですが、コラムはもう20年書き続けています。年に50本の記事を20年ですから1000本のコラムを書いたことになります(スミマセン、自慢しています)。我ながら「よくぞ書き続けられているな」と驚きますが、「文章を書くことが好き」な性分と同時に、書きたいことがなくならないのも大きな要因です。

正直なところ、20年も前ですと記憶も曖昧なのですが、きっかけは「ラーメン体験記」をサイトにアップしたことです。当時はまだ、そうした記事がネットで公開されていることが珍しかったのですが、「ラーメン体験記」だけではサイトに物足りなさを感じましたのでコラムを書くようになりました。それから20年ですが、この間投稿のやり方は幾度が変わっています。

自分のサイトに記事をアップすることからはじまり、ブログを活用したり、geegleサイトを利用したりしていました。あとから知ったことですが、自サイトに投稿するよりもブログに投稿したほうがgoogle検索で上位に入りやすいようでした。ブログも「seezaa」や
「hatena」など幾つか利用していましたが、いつしか面倒になり次第に自サイト一本になりました。

そうこうしているうちに、「note」というサイトが注目されるようになったのを知り、僕も投稿するようになりました。ですが、ご存じの方も多いでしょうが、「note」は数年前に投稿者とのトラブルが報じられることが幾度があり、僕も次第に投稿頻度が減っていきました。

ところが、最近また「note」への投稿が多くなっているのですが、これには理由があります。ある日、youtubeのアナリティクスを見ていたときに、視聴回数に関してある傾向があることに気がつきました。そもそも自分の実力からして視聴回数が多くなることは期待していませんでしたので、視聴回数はあまり気にしていなかったのですが、それでもやはり視聴回数が「0(ゼロ)」となりますと、なにかしら気になります。

さらにその「0」が幾度かありますと、やはり目につきます。そこで視聴回数が「0」の動画のタイトルを見ていきますと、タイトルに「政」という文字が入っていることに気づきました。理由はわかりませんが、タイトルの一部にでも「政」という文字が入っている動画が「0」になっていました。確たる理由はわかりませんが、今の若い人は「政」という文字に拒否反応があるのかもしれません。…不思議です。

僕は「note」にもテキストではなく動画も投稿しています。基本的に「note」はテキスト用という思いがありましたので、それほど多く投稿していたわけではありません。ですので、動画のアクセス数を確認したことはなかったのですが、youtubeでの視聴回数「0」の一件がありましたので、「note」での視聴回数(noteではアクセス数というようです)が気になりはじめました。youtubetと同じように「政」のつくタイトルの動画が「0」なのか確認したくなったのです。結論を書きますと、「0」ではありませんでした。そうなりますと余計にyoutubeでの「0」が気になるのですが、今のところ理由はわかっていません。

それがきっかけで僕は「note」に投稿しているコラムについてもアクセス状況を確認するようになりました。それまでアクセス数を確認したことはほとんどなかったのですが、定期的に確認するようになってから驚くべきことを知りました。それは、かなり古い記事の幾つかがアクセス数上位に入っていることでした。

その一つが「ミュンヘンへの道」という記事です。これは実際には2010年11月に書いた記事ですが、「note」に投稿したのは2018年7月となっていました。その記事が僕の投稿アクセス数で上位に入っていたのです。僕は不思議でした。古い記事が読まれていることも驚きですが、その記事が検索で上位に入っていることがもっと驚きでした。

検索した人は、数多あるnoteの記事の中からどうやって「ミュンヘンの道」の記事にたどり着いたのだろう。そんなモヤモヤした気分を感じていたとき、ある記事が目に留まりました。「noteの記事はgoogle検索で上位に入りやすい」と書かれていました。それまで僕は勝手に「note」という狭い範囲の中で検索されていると思っていたのですが、ネットという広い世界の中からgogoleが選んでくることを知りました。「noteはgoogle検索に強い」は本当のようです。

つまり、「note」を使っている人、知っている人に関係なく、「ミュンヘンへの道」に興味を持っている人がネット全体の中から僕の記事にたどり着いたことになります。そうしますと、すべてのアクセス数上位の記事の理由が腑に落ちます。ちなみに、アクセス数上位は「ミュンヘンへの道」のほかにコラム「前刀さんと堀江さん」、コラム「製造業の存在意義」などがあります。

先日、自民党の派閥政治資金パーティー問題を受けて、衆議院政治倫理審査会が開かれましたが、誰が聞いても納得できる説明ではありませんでした。僕が不思議なのはこうした不祥事があっても、それが選挙に結びつかないことです。国民の税金が無造作に使われているにもかかわらず、国民が抗議の声を上げず、行動を起こさないことが不思議です。

安倍さんが首相だった頃、不祥事が起きたあとは必ずといっていいほど国民が喜びそうな経済的政策を発表していました。僕は不祥事から目を逸らす目的だったように想像していましたが、その手法はいつも成功していたような思いがあります。本来なら、自民党に鉄槌を下さなければいけない状況でも、結局は自民党の圧勝で終わっていました。

僕がコロッケ店を営んでいたとき、自民党から民主党へと政権交代が起きました。その日のことは強く記憶に残っています。僕のお店には、たまに買いに来てくれていた50代後半と思しき偏屈そうなおじさんがいました。そのおじさんが民主党の圧勝が決まったあと、興奮した面持ちで僕に知らせに来たのです。

「自民党が負けたよ!」

僕もそうですが、そのおじさんも特に贔屓にしている政党があったわけではありません。ですが、そのおじさんは興奮を僕と分かちあいたかったのでしょう。わざわざ自転車に乗って、僕に知らせにきました。それから十数年、マスコミでは自民党を批判する声が多そうな世論を伝えていますが、それが本当なのか疑問です。毎回のことですが、自民党に批判の声が多そうな報道があっても、勝つのはいつも自民党でした。

たぶん、みんな政治のことや選挙にアクセスすることなんて少ないんだろうなぁ。

だって、投票率がいつも低いんだもん!

じゃ、まった。




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