<2度あることは3度あった>

pressココロ上




 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 皆さんの年末年始はいかがでしたでしょうか。僕は例年のように年末は大掃除をして、お正月は家族ボーリング大会を催し、それから初詣に行きました。ボーリング大会はこれまたいつものように親組が子供組に勝利し、無料でボーリングを楽しむことができました。僕は数少ないサラリーマン時代に会社でのボーリング大会で優勝したこともあるほどの腕前ですので子供組に負けた記憶がありません。正月早々、自慢話でした。
 昨年の最後のコラムで交通違反について報告しましたが、年末年始は自動車関連のトラブルが続いてしまいました。昔から「2度あることは3度ある」といいますが、まさにそのような結果になってしまいました。
 1度目は昨年の交通違反です。そして2度目は車の後席のスライドドアが社内側から開かなくなってしまったことです。運転席にある後部座席用のスイッチや外側からのスイッチでは開くのですが、内側からだけ開かなくなってしまいました。
 心当たりといいますと、年末に行った洗車です。洗車と言いましても手作業で行うのは疲れますので機械でやるアレです。外側は機械でやりますが、車内は妻と二人で雑巾などを使いきれいにしました。
 やはり考えられる原因は洗車をしたことです。その際に水かなにかが中に入った可能性があります。もしそうでないなら年式の古い車ですので電気系統が故障している可能性もあります。普段ですと日ごろ懇意にしている整備工場に問い合わせるのですが、年末年始のお休みに入っていました。仕方なく様子をみることにしました。
 僕は生来なにかが壊れるとそれを自分で修理したくなる癖があります。妻との仲もこのようにして直してきました。それはともかく、あくまで「なんとなく」ですが、どんなものでも自分で直せるような気がしてくるから不思議です。今の車のひとつ前の車のときは運転席と助手席の電動ガラスの開閉ができなくなったことがありました。このときもドアの内側のスイッチの部分をネジの隙間から見ましたら接触が悪いように思えました。言うまでもありませんが、僕は車のことどころか電機関連について全く知識がありません。しかし、不思議なことに直せる気がするのでした。結局、スイッチの箇所のネジを外し接触する部分を修理して開閉を直すことができました。自分でも不思議です。
 今回の場合もやはり挑戦したくなりました。しかし、今回の場合は前回の電動ガラスよりもかなり大掛かりになりそうでした。なにしろドアの中を点検する必要があるのですから簡単ではありません。素人がスライドドアのカバーを外すのは不可能と考えるのが普通です。
 しかし、今はインターネットの時代です。ほとんどの情報がネット上に溢れています。なんとなく直せるような気がしました。僕は電動スライドドアの故障について検索しました。すると、やはりあるんですねぇ。本当にネットは便利です。
 車種から調べていきますと、電動スライドドアの故障について事例などが記載されていました。素人が修理をする際に大切なことは、「単純なこと」から試していくことです。専門的なことはできるだけ後回しにするのが素人が機械類を修理するときのコツです。
 修理をするときに最初に考えなければいけないのは故障する前に行ったことです。故障する前に「なにをしたか」を思い出すことが重要です。そこで思い返しますと、電動スライドドアが内側から開かなくなったのは洗車をしてからです。先に書きましたように、最初に連想したのはお水などが機械類の中に入り込むことです。
 その可能性はありますが、それが原因と確定できたわけではありません。ほかの可能性もあります。それは、僕や妻が気が付かないうちに電気系統のなにかの部分に触れた可能性です。確実なのは故障する前に「洗車をしていた」ことだからです。
 ネットで調べますと、「チャイルドロック」という言葉に出くわしました。これは子供がいたずらで電動ドアを開けることがないように「ロック」をする機能です。ネットのマニュアルにはそのボタンの位置が記載されていました。それまでその部分は見逃していました。僕は車に確認しに行きました。すると、どうでしょう(アフタービフォーの感じで読んでください)、ボタンが「ロック」の位置になっているではありませんか。このロックを解除して故障は解消されました。
 こうして2度のトラブルがありました。そして、いよいよ3度目のトラブルが休み明けにおきました。
 僕はいつも車の中で妻が作ってくれたお弁当を食べているのですが、食べ終わったあとのことです。午後の仕事にとりかかろうとしたときにエンジンをかけてもセルが回らないのです。焦りました。車について素人ですので、こういうとき本当に焦ります。
 何回もためしたり、しばらく時間をおいてエンジンをかけたりなどいろいろとやりましたが、結果は同じでした。冬の時期の故障ですぐに思い浮かぶのはやはりバッテリー上がりです。かなり昔ですが、バッテリーが上がった経験がありますが、そのときの感じとは違っていました。僕が経験したバッテリー上がりはキーを回すとだらしなく「クスン、クスン」といかにもエネルギーが足りないようなセルの回り方でした。しかし、今回はセルが回る気配が全くなく、ただ「カ、カ、カ、…」といった感じになるだけでした。
 20分ほどいろいろと試しましたが、結局ロードサービスを利用することにしました。この日のために会費を支払っているのですから利用するほうが賢明です。
 因みに、僕はロードサービスは出光のサービスに加入しています。JAFは年会費4千円ですが、出光は年会費750円ですのでお得です。最近は自動車保険でも無料でロードサービスが付帯していることが多く、実は僕もそれを利用できます。しかし、僕の加入している自動車保険のロードサービスは年間1回しか利用できない規定ですので別に加入しています。
 30分ほどして担当者が来ましたが、原因はバッテリー上がりでした。僕の予想は外れてしまったわけですが、担当者の方はエンジンをかけた際の音を聞いてすぐに理由が分かったようでした。
 担当者の方に「バッテリーの交換」を勧められ、たまたま近くにあったオートバックスも教えてくれました。結局、オートバックスでバッテリーの交換も行い、その後の仕事も無事に終えることができました。
 このようにして「2度あることは3度ある」の3度目が終わりました。これで車のトラブルが終わってくれることを願っています。今回は故障した場所が広めの道路で端に止めていましたのでほかの車に迷惑にならなかったのが不幸中の幸いでした。
 それでは、今年もよろしくお願い申し上げます。
P.S タイヤの交換時期が気になりだしている新年です。
 じゃ、また。




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