<モノは考えよう>

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<モノは考えよう>
僕はおジイさんに近いおジさんですので、クレジットカードの数をあまり増やしたくないと考えています。なにかのトラブルで情報が盗まれてしまい、第三者によって支払いが行われることを危惧しているからです。しかし、インターネットでの買い物が多くなってきますと、クレジットカードを使う場面も多くなってきています。

そうした中、クレジットカード業界においては、セキュリティシステムの進歩により安全性も高くなっており、そのうえ、加入するだけで多額のポイントがもらえるキャンペーンなどもあります。ですので、クレジットカードを「作ってもいいかな」という気分になってきていました。

このようなわけで、昨年末に2つほど新たにクレジットカードに加入しました。一つはamazon用の三井住友カードで、あと一つは楽天カードです。元々amazonでの買い物にはいつも使っているクレジットカードを利用していたのですが、三井住友カードで支払いますとamazonのポイントが増えるという広告に誘惑された結果です。

支払いカードを変えるだけで、ポイントが増えるのですから使わない手はありません。その広告を見るまでポイントが増えることにあまり関心はなかったのですが、その広告がきっかけでポイントの重要性を認識することになりました。広告って大切です。

話は逸れますが、僕は今ツイッターを1日に2回投稿しています。その理由は、まさしく広告のためです。ツイッターをはじめたのは7年ほど前ですが、当時はツイッターを投稿する意味をあまり見出せませんでした。「なんのために、わざわざ呟く必要があるんだ?」と冷めた気持ちになりましたので、すぐに投稿をやめていました。

しかし、「ツイッターの意義」が書かれた本を読んだとき、そこには「ツイッターは、自分をブランディングのために使う」と書かれていました。これを僕は「広告・宣伝」と理解しました。実は、4~5年前くらいから僕のサイトの訪問者が激減していたのですが、その一番の理由は、検索順位が落ちたことです。

それまでは常に上位に入っていたのですが、似たようなサイトが雨後の筍のように出現したことで徐々に順位を下げて行きました。そのような状況が続いていたときにその本を読み、ツイッターの投稿を再開した次第です。再開してからまだ一年も経っていませんが、少しずつ増えているように思います。昔、大手百貨店の社長が「宣伝しなくていいのは、日銀の造幣局のみ」と喝破していましたが、広告が重要でない時代がくることは今後も絶対にあり得ないでしょう。

それはともかくとして、クレジットカードのお話です。amazonで買い物をしますと、その支払額を教えてくれる通知がきますが、先日、その金額がいつもよりも高くなっていました。基本的に、僕がamazonで購入するのは一ヶ月数千円なのですが、先日の通知では2万円近くの金額になっていました。

そこでamazonのサイトで確認しますと、「そうだ。僕、モニターを買ったんだ」と思い出しました。年をとると物忘れが激しくて悲しくなります。僕は昨年8年ぶりくらいでパソコンを買い替えたのですが、その際はモニターはそのままにしました。まだ使えるのに捨てるのはもったいないと思ったからです。ところが、先月モニターの上部に一本の筋が入るようになってしまいました。それで購入したわけです。

anazonでの購入のお話ついでに楽天で購入した外付けハードディスクのお話を書きたいと思います。僕はパソコンが故障したときに備えてバックアップをとっています。ですので、外付けハードディスクを使っていたのですが、そのハードディスクがすぐに満杯になるようになってしまいました。

僕はバックアップを「AOMEI」というソフトで行っており、このソフトのメリットは無料で利用できることです。しかし、無料版は機能が制限されています。その制限されている機能が「ハードディスクが満杯になったときの書き換え」です。有料版ですと、古い情報を消して新しい情報を上書きしてくれるのですが、無料版はそれができません。手動で一からバックアップをし直す方法もありますが、容量が大きくないハードディスクではすぐに満杯になってしまいます。

そこでハードディスクの容量がもっと大きいものを購入することにしました。そのときに利用したのが楽天カードのキャンペーンでした。なんと加入するだけで「8000ポイント」ももらえるのです。そのポイントでハードディスクを購入することにしました。楽天カードのキャンペーンは種類が幾つかあるらしく、僕が申し込んだ「8000ポイント」も毎回行ってはいないようです。ちなみに、「8000ポイントキャンペーン」も広告で知ったことでした。広告は大切です。

僕はサイトを運営して15年以上経ちますので、サイトの中身もかなりの量になっています。そうした状況で、予期せぬトラブルで消滅してしまっては悲しすぎて生きていけません。それでバックアップをとっているのですが、先日ハードディスクへのバックアップ以外にサーバー会社が提供している有料のバックアップのオプションにも加入しました。これで鬼に金棒、万全です。あとはサイトの訪問者を増やすだけです。これが一番難問ですが…。

それはともかくモニター購入のお話です。モニターは今までと同じ19インチのサイズを購入したのですが、設置してみますとちょっとした違いを感じました。性能といいますか映像の解析度などは、素人の僕にはあまりよくわからないので気にならないのですが、見た瞬間に違和感を持ちました。それはモニターの画面が映し出される広さがこれまでよりも広いのです。

同じ大きさのインチを選んだのですが、時代の進歩なのでしょう、これまでよりも1センチくらい微妙に広がってなっていました。そして、広くなったことにより困ったことがあります。それは、ほんのわずかにすぎないのですが、画面が左右に幅が広がったことで視線を左右に動かす範囲が広がったことです。つまり、今までよりも目を左右に動かさなければいけなくなったのです。これが、意外に疲れます。

そこで、ウィンドウの最大の広さをモニターの画面いっぱいではなく、少しばかり狭くする方法もとってみましたが、今一つ満足できる結果にはなっていません。「慣れる」しか術はないのか、と思っていましたが、逆に考えますと、画面が広がったのですから、ウィンドウを横に2つ並べられるというメリットも発見しました。モノは考えようです。

そんな気分でいる僕を、今一番落ち着かない気分にしているのは、日本から遠く離れたウクライナ問題です。ロシアがどのように出てくるのか心配で心配でなりません。ロシアがウクライナに侵攻した場合、米国は「経済制裁を科す」と警告していますが、それだけで済むのか不安です。

素人の僕がいうのもなんですが、ロシアが侵攻して、米国やEUが経済制裁をしたなら、ロシアがEUに供給している天然ガスを止めるのは目に見えています。ですが、ロシアにしても財政の多くを天然資源に依拠しているそうですから、ロシア自身も財政的に窮地に陥ることになります。チキンレースの体をなしてきたように感じます。

数日前、プーチン大統領が「我が国は核を保有している」と話したそうですが、核を脅しに使ったようで気持ちいいものではありません。北京ではオリンピックという平和の祭典が開催されていますが、その間も戦争の足音が聞こえてきそうです。

プーチン大統領の「ウクライナが欧米の軍事同盟に加盟したなら、ロシアが危機に感じる」という言葉にも説得力がないではありませんが、日本人の僕からしますとウクライナがロシアの同盟に加盟したくなるようにするのが正道のように思います。

ロシアも米国もEUも、視界をできるだけ広く見て対応してほしいものです。視界を広げるなら、今まで見えなかったこと、感じなかったことに気づくかもしれません。絶対にやってほしくないことは、戦争です。

同じ状況でも視界を変えるなら、異なる発想に出会えるかもしれません。モノは考えようです。

じゃ、また。




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