<ノートPCの故障と交換>

pressココロ上




10月にノートPCを購入した顛末を書きました。購入したのはアマゾンがリサイクル品を修理した「整備品」という代物です。そのときは「とても満足している」と書いたのですが、なんと3ヶ月もしないうちに壊れてしまいました。ある日、スイッチを入れたのですが、英語の文字が並んだままフリーズするようになったのです。

実は、それまでにも異変を感じたことはあったのですが、その異変はPCを終了するときの操作中に出ていました。僕はPCを終了するときは、いつもマウスではなくキーボードで操作しています。具体的には、「Window」ボタンと「X」ボタンを同時に押すと、終了するための選択肢「サインアウト」「シャットダウン」「スリープ」「再起動」が画面の下から出てきます。その中から、それぞれに割り当てられているボタンを押すことで終了しています。ちなみに「シャットダウン」は「U」のボタンです。

ところが、フリーズする1~2週間前から選択肢を指定するボタンが表示されないようになっていました。ですが、マウスでは普通にシャットダウンできていましたし、そうした症状もたまにしか出ていませんでしたので、あまり気にも留めずやり過ごしていました。

そうした症状が続いていたある日、スイッチを押したあと画面がフリーズしてしまったのです。通常ですと、スイッチを入れたあと数秒でwindowsの画面になるのですが、その日はwindowsの画面にならずに英語が並んだままで止まっていました。

PCは調子が悪いときは再起動するのが基本ですが、フリーズしてしまっていますのでその再起動もできず、仕方なく電源スイッチで終了しました。読者の方も経験があると思いますが、PCというのは本当に気ままな性格ですのでなにかの拍子に直ることがあります。僕が一緒に暮らして誰かさんと一緒です。

それはともかく、今回は直ることはありませんでした。結局、電源スイッチで終了することを数回繰り返したのですが、一向に直る気配がありませんでした。ですので、仕方なく購入した会社に問い合わせることにしました。新品を購入するよりも「得になる」と思って「整備品」を購入したのですが、実際は「安物買いの銭失い」の結果になりそうです。

しかし、そう決めつける前に一応試してみることにしました。それは販売元に交換を依頼することです。購入に際しては「保証」がついており、まだその期間内だったからです。アマゾンの販売画面には「2024年1月31日まで返品可能」と書いてありました。そうは思いながらも、正直なところ「あきらめ」の気持ちも幾分ありました。なにしろ「整備品」ですし、販売者がアマゾンではなく出品者だったからです。

諦め半分期待半分で販売者に問い合わせることにしたのですが、困ったのが連絡方法です。販売者がアマゾンの場合は連絡の取り方がわかりやすいのですが、出品者の場合は全くわかりません。販売者を検索したりなどいろいろと試みましたが、問い合わせ先にたどり着くことができませんでした。「なぁ~んだ、やっぱし、安物買いの…」と落胆していました。

年をとってからの僕は、うまくいかないことがあると、時間をおいてから再度試みる術を身に着けていました。数日経ったある日、あることを考えつきました。「そうだ!京都行こう」じゃなくて、「そうだ!アマゾンに問い合わせてみよう」です。

アマゾンのサイト内には「困ったこと」を解決するコーナーがあるのですが、その段階ではアマゾン側への問い合わせはテキストで行います。困っている内容に合わせて手続きが進んでいくのですが、その最終場面で「電話をかける」と「チャットで問い合わせる」の2択が出てきました。

読者の方でも経験がおありだと思いますが、今の時代はどこかに電話で問い合わせをしても、すぐに人間(オペレーター)が対応するわけではありません。ほとんどが機械の音声で返答があり、こちらの質問内容に合わせて番号を選ぶシステムになっています。しかし、このシステムは本当に面倒です。自分の知りたい情報の番号が、どれに当てはまるのかを考えるのに困ることが多々ありますし、そうした手続きを2回ならまだしも、多いときには5回くらい繰り返す必要があります。

そうした経験がありましたので、僕はアマゾンの2択のうち「チャットで問い合わせる」を選びました。すると、相手の方がチャットで返してきましたので、自分の状況を説明し、「販売者の問い合わせ先を教えてほしい」とお願いしました。このやりとりではいろいろあったのですが、結論を書きますと、このチャットでの問い合わせでは販売者の連絡先にたどり着くことはできませんでした。

この「チャット」での問い合わせは、日を改めて2度ほどおこなったのですが、同じことの繰り返しでした。そこで、試しにと思い2択のうちの「電話をかける」を試してみることにしました。「試しに」という書くくらいですから、あまり期待せずに…。

いざ意を決して電話をかけますと、驚くべきことに数秒で、機械の音声ではなく人間(オペレーター)が出てくるではありませんか!

「どのような問い合わせでしょうか?」

機械の音声ではなく生身の男性オペレーターの声です。話し方や発音から推測しますと、純粋な日本人ではないようでしたが、会話をするにはなんの問題もないオペレーターの方でした。しかも丁寧でわかりやすい説明・話し方でした。これまでのチャットでのやりとりなどの経緯を伝えますと、こちらの思いをきちんと理解してくれたようで、しばらくしてから販売者の正しい連絡先を教えてくれました。驚きです!

教えてもらった連絡先に問い合わせますと、こちらはチャットではありましたが、僕の意図を理解し、すぐに返品に応じてもらえました。このスムーズな対応には本当に感心しました。交換をしてからすでに2週間ほど経ちましたが、問題なく使えています。それどころか、うれしいことがありました。

前回のノートPCは無線が本体に組み込まれてない製品でしたので、無線機が付属してありました。ですが、今回の製品は本体に組み込まれているPCでしたので、無線機を使う必要がないのです。返品の際は「本体のみ」でしたので、無線を得したことになります。うれしい!

これで「ノートPC交換」のお話は終わりなのですが、IT機器関連ついでに先日我が家の「ひかり回線」の機器を交換した話しについても書きたいと思います。我が家が「ひかり回線」にしたのは「ひかり回線」が出てすぐの頃でした。僕が新しもの好きだからですが、かれこれ15~16年くらい経つでしょうか。

我が家の「ひかり回線」は「auひかり」なのですが、ドコモにしなかったのはドコモとauでは成り立ちからして「断然ドコモが有利」と思っていたからです。つまり「判官贔屓(ほうがんびいき)」というわけですが、「auひかり」には「ゲートウェイ」という機器が必要です。これがなければ「auひかり」は機能しない必須な機器なのですが、15~16年も前の製品です。つまり、機能的に古くなっているのですが、そのことがずっと気になっていました。

「ゲートウェイ」はルーターの役割も担っていますが、古い機種ですとやはり無線の電波力が弱くなっています。ですので、いつか「新機種に交換したい」と思っていました。そうした思いはありつつも、わざわざ交換方法を調べて伝票を用意したりなどが、どうしても面倒に思えていました。つまり、なかなか実行に移す気分になれないでいました。

ところが、僕の心を見透かしたかのように先日auさんから「機種交換を勧める」手紙が届いたのです。その手紙には交換の際の返品伝票まで同封されていました。手数料が3千円かかったのですが、いつか交換したいと思っていましたので手続きを行い、現在は新しい「ゲートウェイ」を使っています。

交換を勧める手紙には、「無線が早くなる」という交換のメリットが書いてあったのですが、残念ながら今のところそれほど実感していません。それでもやはり、IT機器を含めた電機機器は定期的に交換したほうがよいと思っています。長く使って重宝するのは、、、妻だけです。……昭和男の心の中でした。(^_-)-☆

じゃ、また。




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