<水分の重要性>

pressココロ上




僕は毎週このコラムを自分のサイトで公開していますが、ときたま「投稿サイト note」にも投稿しています。先日、たまたま「note」での僕のコラムのアクセスランキングを見る機会があったのですが、一番はダントツで「オロナイン」というタイトルのコラムでした。正確に言いますと、「コラム」ではなく「エッセイ」なのですが、お尻に「オロナイン」を使うまでに至った経緯を書いた文章でした。

内容を端的に言いますと「いぼ痔」になった話ですが、興味を持った方は2018年7月15日に投稿していますのでお読みになってみてはいかがでしょう。「note」は読者層も関係しているのでしょうが、堅めの「コラム」よりも日々の出来事を綴った「エッセイ」のほうが圧倒的に人気があります。気楽な読み物を求めている人のほうが多いので当然の結果です。

僕は毎日「note」をチェックしているのですが、楽しかったり参考になったり感動したりする文章と出会うことが多々あります。やはりそれらは「コラム」というよりは「エッセイ」なのですが、世の中には単に多くの人には知られていないだけで、実際には楽しく読み応えのある文章を書ける人の多さに驚かされます。

しかし、僕が最近気になっているのは僕が「お気に入り」に登録している投稿者の方々の投稿頻度が減っていることです。「note」が一時期の勢いを失っていることも影響しているのでしょうが、「エッセイ」というジャンルに原因があるのかもしれません。「エッセイ」は日々の出来事にネタを求めますが、普通に暮らしている中では「ネタ」になるようなことはそれほど頻繁に起きるものではないからです。あと一つ考えられる要因としては、投稿サイト自体が曲がり角にきていることもあるのかもしれません。

それはさておき、今週のコラムは「痔」の話です。「痔」ですので正しくはエッセイですが、その前に「皮膚」つながりで僕の「手荒れあれこれ」の話を少しばかり書きたいと思います。

僕はここ7~8年ほど冬になりますと、左手の人差し指の肌荒れに悩まされていました。手のひら側ではなく甲のほうで、第一関節の指を曲げると最も皮膚が引っ張られる箇所です。そこがシワの線に沿って切れてきます。これが結構痛くとても辛い日々を過ごしていました。原因は見た目でもわかるのですが、皮膚が乾燥してカサカサしているからです。

若い頃はそうしたことは全くなく、指に限らず手の甲がカサカサになることもこともありませんでした。やはり年齢を重ねたことで保湿機能というか水分が失われるようになったからだと思います。不思議なことに手の甲はそのような症状にはならず、左手の人差し指の第一関節のシワの部分だけがカサカサになり赤くなり少し腫れ、そして切れていきます。

その症状になった当初はそれこそオロナインを塗ったりもしましたが、今ひとつ効果が感じられませんでした。素人的な発想として、カサカサするのは「皮膚が空気に触れるから」だと思い、その箇所にバンドエイドを貼り、さらにそのうえにテーピングテープを巻いたりもしていました。ほかによい考えが浮かびませんでしたので、そのような対処法で1~2年を過ごしていました。ですが、次第に冬だけではなく冬が終わったあとも症状が続くようになってきました。

オロナインで効果が感じられなかったあと、次に試したのが「ユースキン」というハンドクリームです。「ユースキン」を最初に僕に教えてくれたのは今は亡きお母ちゃんです。僕が30代半ばくらいだったと思いますが、当時はまだ年齢的に若いこともあり、ほんの少しカサカサする程度でしたので、症状が改善したのが「ユースキン」効果なのかわからないままで症状が治まっていました。

そうした経験がありましたので「ユースキン」の効果に対しては半信半疑だったのですが、症状が悪化するにつれて試してみたくなりました。使い方はお風呂上りに量を多めに塗り込んだり、昼間でも気がついたら塗ったりとか、使用方法の説明どおりに1日に3回くらい塗っていました。しかし、結果はあまり芳しいものではありませんでした。このように書きますと「ユースキン」の評判を落とすことになりますので一応書きますが、僕に効果がなかっただけでお母ちゃんのように効果がきちんと出る人もいます。あくまで僕個人の感想です。

そのような状態でとても困っていたとき、ラジオを聞いていますと、先月で終了した「たまむすび」の中で、「身体には1日に水分を2リットル以上とる必要がある」と話しているのを耳にしました。うろ覚えですが、普通に食事をとるだけで水分を1リットルとれるそうですので、残りの1リットルをお水として飲めばよいらしいです。

「お水」は純粋に「お水」でなければいけないらしく、例えば「お茶」とか「炭酸飲料」などでは意味をなさないそうです。僕はお茶が大好きですので、「水分」として摂取しているつもりになろうと思いましたが、「お茶」は「利尿作用」があるので身体から出ていくほうが多いとの解説でした。

その話を聞いて以来、僕は「お茶」を飲む代わりに「白湯」を飲むことにしました。それまでご飯を食べるときはお茶を飲んでいたのですが、それを白湯に変えました。朝ごはんからお昼、晩ご飯とすべての食事で白湯を飲むようにしました。その副効果として、現在我が家ではお茶っ葉を使う量が格段に減少しており、その分の食費が減り一石二鳥になっています。

「食費が減った」ということは、「白湯」が続いていることですが、それは即ち「白湯」の効果があったことを意味します。そうなのです。あれほど症状が治らなくて困っていた人差し指の第一関節のアカギレがおきなくなったのです。これは本当にうれしいことで実に何年振りでしょう。

僕はたまたまラジオで「水分の重要性」を聞き、自分の身体で試して実感したので思うのですが、水分は人間にとって本当に重要であり大切です。おそらく年齢を重ねるにつれその重要性必要性は高まるのではないでしょうか。「水分をとる」というたったその行動をしただけで肌の調子が改善しました。「下手な」と言ってはアレですが、高いお金を払ってクリームを塗るよりも単に「水分をとる」「お水を飲む」ほうが格段に肌に好影響を与えます。肌で悩んでいる方がいましたら、是非ともお試しください。

と、ここまで書いてきましたが、最初の予定では今週は「痔」の話を書くつもりでした。しかし、今週書く分の量が残り少しになってしまいました。ですので、「痔」のお話は来週ということで、これから書くのは予告編ということにさせていただきます。

お尻、いやいや「肛門」に違和感を覚えたのは一昨年の夏ごろでした。トイレに行き大物を出したあとトイレットペーパーで拭いても拭いてもあまりきれいにならないのです。我が家はシャワートイレなのですが、シャワーを肛門にあてそのあとに拭いてもです。なんどもなんども拭かなければいけないことが頻繁にありました。

元々と言ってもいつからの「元」なのか、自分でも定かではないのですが、「元々僕は大物をする際に、自然に出すというよりもシャワーで肛門に刺激を与えてから出す」肛門システムでした。刺激を与えることで大物が出てくるのを促すのです。しかし、あとから知ったのですが、シャワートイレでシャワーを肛門にあてすぎることでデメリットが生じるらしいのです。

それは、本来肛門には皮膚を守ってくれている皮脂膜や常在菌がいるらしいのですが、シャワーで洗いすぎることでそれらが洗い流されてしまうそうです。そうした結果、肛門まわりの皮膚が乾燥と炎症を起こしてしまうそうです。シャワートイレ大好きな僕はまさしくそのデメリットをまともに受けていたのでした。

来週につづく…。

じゃ、また。




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