<スマホ見直し>

pressココロ上




僕が最近驚いたこと、それはスマホの通信データ量に関してです。前にも「書いた」というか自慢したことがあるのですが、僕はスマホに関して支払っているのは毎月約2,750円です。スマホを2台使用しての2,750円ですので、自分的にはかなりうまく使っているように思っていました。

簡単に内訳を紹介しますと、auをデータ通信1G・完全かけ放題で2,000円、格安のiijをデータ通信3G・通話なしで1,500円ですが、iijは妻と二人分ですので一人分では750円と考え、合計で2,750円となります。しかし、昨年末まではauは1,000円でしたので倍の金額になったことになります。実は、それを「なんとかしたいなぁ」と思うまま、10月まできてしまっていました。

そこで先週ようやく「見直し」を実行に移すことにして、ある大手家電量販店に行きました。家電量販店には必ずスマホ専用の売り場があり販売員がいますが、真の意味でお客さんにとって最も有利な提案をしてくれるとは限りません。なぜなら、家電量販店によっては販売員がメーカーから派遣されているケースがあるからです。メーカーから派遣されている販売員が自社プランを勧めようとするのは当然ですが、それはつまりお客側が最もお得な選択を受けられないことになります。

しかし、私が利用している家電量販店は「メーカーから派遣されている販売員がいない」ことをウリにしている量販店です。ですので、本当の意味で「お客様に最もお得なプラン」を考えてくれます。僕が昨年まで1ヵ月1,000円で済んでいたのはこの家電量販店のある販売員の方のおかげです。

今、「ある販売員」と書きましたが、実はいかに中立で公正な家電量販店を謳っていようとも、そこで直接お客様と接する販売員の実力が伴っていないとき、お客さまが本当にお得なプランに加入できるとは限りません。重要なことは担当する販売員の実力です。

僕はラーメン店を廃業するときに店舗の解体工事をしなければいけませんでした。そのときに僕は知り合いで解体工事に詳しそうな人からお話を聞くことにしました。僕は二人の人に声をかけたのですが、Aさんからは「250万円で請け負う」という業者を紹介され、Bさんからは「50万円で請け負う」という業者を紹介されました。もちろん僕はBさんからの業者にお願いしたのですが、その差なんと200万円です。

もしかしたならAさんが「ぼろ儲け」を企んだ可能性もありますが、それを排除するならAさんには「いい業者を探す実力がなかった」ことになります。家電量販店の販売員でも同じことがいえます。豊富な知識と情報を持っている販売員とそうではない販売員は必ずいます。本来ですと家電量販店の側で「従業員教育の徹底」が必要ですが、全員が全員とも実力を備えているとは限らないのが実際です。ですので、販売員の実力を見極めることはとても重要です。

先ほど解体業者を選定をした経験談を書きましたが、どのようなケースでも知り合いから紹介を受けたり情報を得たりするときは、その方の「人間性」と「実力」を考慮することはとても大切です。「人間性」とは言わずもがなですが、相手のことを真に思って考えたり動いたりしてくれる人かどうかを見誤ると後悔どころか大きな損失・損害を被ることさえあります。

相談相手の「実力」を見極めることはとても重要で、本人に悪気はなくとも実力がないばかりに相談者に損失・損害を与えることがあります。こうした場合、実力がありませんので、自分が相談者に損失・損害を与えていることさえ気がつかないケースがほとんどです。そうであるだけに相手の「人間性」を見るよりも「実力」を見極めることのほうが難しいかもしれません。

「知り合い」とは少し違いますが、家の近所の人に仕事を依頼・発注する際も注意が必要です。なぜなら、なにかしらトラブルが起きたときにお互いに気まずくなるからです。近所ですので、普段の生活でも会うこともありますのでプライベートが息苦しくなることがあります。ラーメン体験談に書いていますが、近くのお蕎麦屋さんは店舗近くのマンションに住んでいましたが、休業日でもお客様に会うこともあり落ち着かなかったそうです。僕はたまたま店舗と自宅がそれなりに離れていましたのでそうした苦痛を感じなくて済んでいました。

同じ話の延長線上にあるのが、知り合いに就職や仕事の紹介を依頼することです。それは紹介された就職先を簡単に辞めることができないからです。仮に、職場が合わないとしても紹介してくれた人に迷惑がかかることになりますので簡単に辞めることができない状況に追い込まれます。簡単に辞めてしまいますと、紹介してくれた人の信用問題にもなるからです。仕事・就職に関してはビジネスライクに対応できるようにしておくのがベストです。

それはさておき、家電量販店では僕たち夫婦の利用状況や要望などを聞いたあと、現在の使用状況などを調べてくれました。すると、妻のauの支払い金額が僕よりも千円多くなっていることが判明しました。僕は毎月使用料をチェックしていたのでしたが、見逃していたようです。妻に確認しますと、妻はパートに行った日は、毎日休憩時間(1時間)にauのデータ通信を使っていたそうです。

僕はそのときに初めてデータ通信量について実感することになりました。これまで一度もauのスマホで1ヶ月に1Gを越えたことがありませんでしたので、多少使うことがあっても余裕だろうと思っていました。最初に、妻にはデータ通信はiijを利用し、電話だけauを使うように伝えていました。ですが、先ほど書きましたように「多少使っても余裕だろう」とは思ってもいたのです。

妻の話では、5月くらいからついつい面倒になり、データ通信もauを利用していたそうです。実際、帰宅して調べてみますと、確かに5月から妻の支払額が千円増えていました。僕自身も、気がつかなかったことに驚きでした。「余裕がある」との思い込みが強すぎたことが原因だと思います。

それにしても、1ヵ月に22日間、データ通信を1時間使うだけで「1G」を超えることに驚きました。基本的にデータ通信はiijを使うことにしていましたが、毎月使用量がたくさん余っており翌月に繰り越すことのい繰り返しになっていました。ですので、データ通信は「多少使っても問題ない」と思っていたのです。しかし、今回改めてデータ通信の使われる量についてきちんとした例を知ることができました。それが今回の収穫です。

僕の現在のauのスマホ代は「完全かけ放題」つきで約2千円ですが、このスマホ通信料はデータ通信が1Gであろうともかなり安いほうだと思っています。調べていただくとわかりますが、通常はどの通信会社でも「完全かけ放題」のオプションだけで1,800円くらいします。僕のお得感をわかっていただけると思っています。ですので、これ以上安くするとなりますとかなり限られてくるのですが、今回販売員の方が勧めてくれたのは「Y!mbile」への変更でした。

「Y!mbile」は60才以上は完全かけ放題の割引があったり、家族割引などを適用しますと、通信量3Gで1,750円くらいになるようでした。現在よりもわずかですが安くなることになります。実は、それ以外にiijの見直しも考えています。iijは妻と合わせて1,500円で一人当たり750円ですが、もっと安くできそうな格安がありそうです。それも考えています。

実は、「Y!mobile」を先に提案したのは販売員さんではなく僕のほうでした。いろいろとお話をしているときに「この人、あまり詳しくないな」と感じたからですが、僕の提案を聞いたあと「しばらくお待ちください」と言ったあと席を離れて後方でなにかしら調べているようでした。その方の動きを見ていますと、ほかの販売員の方ともいろいろと相談しているようすが見てとれました。

その日は結局契約までは至らなかったのですが、その販売員の方が最後に「自分はまだ新米でしたので…」と正直に話してくれたのは好感でした。正直に勝る好接客はありません。

じゃ、また。




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