<生きるのは大変です>

pressココロ上




あけましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。読者の皆さまのお正月はいかがだったでしょうか。おそらく楽しいお正月だったことと想像しております。

僕のお正月は毎年恒例の親子ボーリング大会を開催いたしまして僕たち親チームが優勝いたしました。2ゲームを投げて合計得点を競う親子大会ですが、もう何年も勝ち続けていますので連勝記録を更新していることになります。しかし、あまりに勝ち続けていますので何連勝中なのかが定かでないことが残念です。それほど勝ち続けています。ちなみに、優勝者はゲーム代金が無料になるという特典があります。

連勝を続けている理由は一にも二にも僕がほかの3人よりも抜きんでて高得点をたたき出しているからです。と言いましても、ほかの3名の力量レベルが低いというのが実態です。それでも優勝は優勝です。具体的な点数を紹介いたしますと、僕のアベレージが120点くらいでほかの3人は100点にいくかいかないかのレベルです。ですので、僕が高い分だけいつも点数が多くなり優勝しています。

しかし、今年はなぜか僕の調子が悪く危うく連勝記録が途切れるところでした。今年は僕までもが100点ギリギリの得点でしたので負ける間際まで追い詰められてしまいました。それでも優勝できたのは、なんと僕以上に子供チームの調子が悪かったからです。言い方を変えますと、「下手だった」からです。なんとレベルの低い親子大会でしょう。

さて、昨年の最後に書こうか書くまいか迷ったのですが、今年から投稿するサイトを変えることにしました。わざわざお金を払って自分のサイトを開設していますのでそこにコンテンツを集中させたほうがよいと判断したからです。

これまで僕はコンテンツのサイトを分散していることはプラスになると思っていました。おじさんらしい古い発想ですが、コンテンツを分散していますとリンクでつながることになりますのでグーグルの評価も高くなると考えていたのです。

しかし、昨年末にたまたま読んだ記事によりますと、今の時代はそのような簡単な評価手法とっていないようで、反対にコンテンツが充実しているサイトのほうが評価されるそうです。それがブログの引っ越しを考えた理由ですが、そのほかにはそのブログでは全くと言っていいほどadsenseが効力を発揮していないことがあります。

ブログの引っ越しは2度目です。前回はauさんからの引っ越しだったのですが、auさんがサイト運営を終了することに伴う移転でした。理由がサイト側にありましたのでauさんのほうで引っ越し作業をするサポートシステムを用意してくれていました。ですから手間取ることなく作業を完了することができました。しかし、今回は自分の都合での引っ越しですので移行作業を自らの手でやる必要があります。そこで少し迷いました。

いろいろ考えた末に出した結論は、それまでのブログを残しまま新たにブログを立ち上げることでした。双方にリンクを貼ることで読者の方が困ることもないのではないかと考えたのですがどうでしょう。

それにしても世の中と言いますか、ITの世界は本当に広いということを昨年後半に痛感したことがあります。読者の皆さんは「はあちゅうさん」とか「がっぴーさん」とか「箕輪厚介さん」という名前をご存知でしょうか。僕は昨年の後半に知ったのですが、ネットの世界では著名な方々でした。

「ちきりんさん」をご存知の方は多いのではないでしょうか。書籍も出版していますのでネットだけの著名人ではなくなっています。しかし、一般のマスコミにあまり登場しませんのでネットを利用していない人には知られていないかもしれません。ですが、ネット上ではとても有名な方です。

ネットでの著名人と言いますと、やはり今の時代は「ユーチューバー」です。僕が初めてユーチューバーさんを見たのはフジテレビの「スマスマ」に出演したHIKARINさんです。4~5年前ですがその時点ですでにネット上では超有名人として活躍していました。しかし、僕はテレビに出て初めて知りました。

もちろん名前だけは知っていました。僕は本屋さんに行くのが趣味ですが、HIKARINさんの「僕の仕事はユーチューバー」は本屋さんの棚でも目立つタイトルです。ですが、本屋さんで本を見るだけでは今一つ「ピン!」とくることがなく、テレビで見て初めて実感したのが正直なところです。

マスコミでのユーチューバーさんの取り上げ方は収入の面がメインです。HIKARINさんは毎年1億円を超えていますし、「はじめしゃちょー」も近い収入を得ています。そのほかにもたくさんいますが、こどもたちが将来なりたい職業として「ユーチューバー」をあげるようになったこともわかるような気がします。

このように「ユーチューバー」として活躍している人たちはある程度世の中に知られる機会がありますので僕も知っていました。しかし、昨年後半に知ったのはネットではなくSNSの世界での著名人でした。しかも、ネットでの活動が職業として成り立っていることが驚きでした。

僕がそのような人たちを知ったきっかけはnoteというサイトです。一応「サイト」と書きましたが、ブログとも言えるもので、どのように表現してよいのか僕もわかりかねている状態です。

いつ登録したのか自分でも覚えていなかったのですが、noteさんから「4コマ漫画」のコンテストを開催する通知がきたことです。面白そうでしたので応募しましたが、もちろん落選しました。それをきっかけにnoteを見るようになりました。

noteとは簡単に言いますと、文章を書いたり絵を描いたりといったアーティストの方々が投稿するサイトです。これから世の中に出て行こうと考えているアーティストの方々の場です。僕はそこで「はあちゅうさん」や「がっぴーさん」を知りました。「はあちゅうさん」に関しては、少し前に名前だけは知っていました。それはyafooのトピックで取り上げられていたからです。

「はあちゅうさん」は30才くらいのきれいな女性ですが、すでにネット上では著名人となっている方のようでした。トピックの内容は、大手広告代理店の「電通」に勤務してときに受けた上司からの「パワハラ」に関するものでした。ちょうど「#me too運動」が盛り上がっていたときでその関連で「はあちゅうさん」は自らの体験を投稿し、それがファンの方々にツイートされ反響を巻き起こしたようです。

noteを訪問するようになってから、僕の知らないネット上での著名人がたくさんいることを知りました。note関連でcakeというサイトも知ったのですが、こちらにも僕が知らないネット上での著名人がたくさんいました。

繰り返しになりますが、僕が本当に驚いたのは文章を書いたり漫画を描いたりしてそれなりの収入を得ている人がいることです。noteでは有料でブログを配信している人がかなりいます。これまでは自分の文章で収入を得るには雑誌など媒体に認められる必要がありましたが、自分で値段を決めて配信することを実際にやっている人がいるのです。もちろんそのような成功者は全体からしますと一握りですが、昔ではあり得なかった収入の獲得方法です。

ネットでのこのような動きに対して紙の出版業界では販売数の減少が続いています。おそらくこの流れが変わることはないでしょう。僕は、経営学者・ドラッカーさんの言葉を思い出しました。

「変化はコントロールできない。できることは、変化の先頭に立つことだけだ」

諸行無常の世の中で生き残るのは大変です。今年も心して生きていきましょう。

じゃ、また。




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